5月11日、オートバックスセブン(9832)から、2026年3月期決算短信が発表されたのである。売上高2,805億55百万円(前期比12.2%増)、営業利益137億95百万円(同13.8%増)、経常利益146億25百万円(同16.9%増)、純利益83億52百万円(同2.7%増)、1株当たり利益106.39円(前期103.89円)、配当60円(60円)、配当性向56.4%(同57.8%)、DOE3.5%(同3.6%)と増収・増益なのである。好業績の要因は、主力のオートバックス事業が、タイヤ販売、平均車齢の上昇に起因してオイル・バッテリー等のメンテナンス関連商品が堅調であったこと、車検車両台数の増加による増収・増益が挙げられるのである。また、コンシューマ事業においては、2024年8月にオトロンカーズ株式会社、2024年10月に株式会社東葛ホールディングス、2025年1月に株式会社ビーラインを連結子会社化したことによりその収益が通期で寄与し、オンラインストアにおける売上増も貢献しているのである。
2027年3月期通期業績予想は、売上高3,000億円(前期比7.1%増)、営業利益150億円(同8.7%増)、経常利益150億円(同2.6%増)、純利益90億円(同7.7%増)、1株当たり利益114.61円を予想しており、配当予想60円(配当性向52.4%)を見込んでいるのである。なお、中東地域をはじめとする地政学的リスクの長期化や、それに起因する原材料の高騰、為替変動、物流網の混乱等の影響については織り込んでいないことから、オイル類、プラスチック製自動車用品などの供給減、コスト増などのリスクが考えられるのである。