7月8日、吉野家HD(9861)から、好調な2026年2月期第1四半期決算短信が公表されたのである。売上高587億71百万円(前年同期比12.5%増)、営業利益25億44百万円(同140.8%増)、経常利益27億93百万円(同125.0%増)、純利益18億14百万円(同144.2%増))、1株当たり利益28.03円(前年同期11.48円)と増収・大増益なのである。好業績の要因は、既存店の伸長や新店舗による増収、販管費の低減などが挙げられ、また、固定資産売却益が純利益を押し上げているのである。セグメント別でみると、吉野家事業は売上高390億64百万円(前年同期比13.7%増)、セグメント利益24億98百万円(同169.3%増)、はなまる事業は、セグメント売上高88億34百万円(同10.4%増)、セグメント利益8億61百万円(同19.8%増)、海外事業は、セグメント売上高77億97百万円(同13.7%増)、セグメント利益5億24百万円(同26.3%増)と、主力の3事業はいずれも増収・増益なのである。
2027年2月期通期業績予想に修正はなく、売上高2,420億円(前期比7.2%増)、営業利益85億円(同5.1%増)、経常利益88億円(同0.0%増)、純利益49億円(同5.0%増)、1株当たり利益75.71円と増収・増益を予想しており、配当予想は前期と同額の22円(配当性向29.1%)が見込まれているのである。しかしながら、通期業績予想に対する進捗率でみると、純利益は固定資産売却益があるため37.0%と高いものの参考とはならないが、本業の儲けを示す営業利益29.9%、経常利益31.7%と高く、今後が楽しみなのである。