7月31日14時、キーコーヒー(2594)から、2027年3月期第1四半期決算短信が発表されたのである。売上高241億18百万円(前年同期比16.7%増)、営業利益7億81百万円(同95.3%増)、経常利益9億28百万円(同83.2%増)、純利益6億27百万円(同95.2%増)、1株当たり利益29.30円(前年同期15.02円)と、増収・大増益となったのである。好業績の要因は、メインのコーヒー関連事業では、歴史的な生豆相場の高止まりと円安の長期化による厳しいコスト環境のなか、引き続き適正な価格転嫁と各市場における収益性の改善に努め、売上高211億80百万円(前年同期比14.5%増)、営業利益7億44百万円(同105.0%増)をあげたことによるものなのである。また、不振だった飲食関連事業のイタリアントマトも回復し、また新たに連結子会社化されたイノダコーヒーも貢献しているのである。
2027年3月期通期業績予想に修正はなく、売上高950億円(前期比2.1%増)、営業利益9億円(同16.4%減)、経常利益10億円(同24.2%減)、純利益7.5億円(同24.1%減)、1株当たり利益35.00円を予想しており、配当予想12円が見込まれているのである。なお、進捗率でみると、売上高は25.4%であるが、営業利益86.8%、経常利益92.8%、純利益83.6%と、利益面はいずれも高いものの、通期業績予想に修正はなかったのである。その理由について、キーコーヒーは「いまだ当第1四半期連結累計期間が終了した段階であり、コーヒー生豆相場や為替相場の動向など、事業環境に依然として不透明な要素が多いことに加え、今後、大規模な販促の実施に伴う費用の増加が見込まれるため、現時点において業績予想の変更は行っておりません。」と説明しているのである。