8月14日13時、トリドールHD(3397)から、2027年3月期第1四半期決算短信が公表されたのである。売上収益723億円(前年同期比3.5%増)、営業利益5,294百万円(同34.3%減)、純利益3,031百万円(同31.0%減)、1株当たり利益33.25円(前年同期59.04円)と、増収・大減益なのである。売上収益は、丸亀製麺事業、国内その他事業、海外事業とも順調で第1四半期として過去最高となったが、利益面は、海外事業では、Tam Jaiが好調に推移したほか、丸亀アジア事業の貢献等により増益となったものの、丸亀製麺事業及び国内その他事業では、人件費等の増加を増収で吸収しきれず大減益となったのである。
2027年3月期通期業績予想に修正はなく、売上収益2,870億円(前期比3.0%増)、営業利益170億円(同60.7%増)、純利益70億円(同202.9%増)、1株当たり利益75.10円を予想しており、配当予想12円(配当性向16.0%)を見込んでいるのである。通期業績予想に対する進捗率を見ると、売上収益25.2%、営業利益31.1%、純利益43.3%と利益面の進捗率は高く、通期業績予想の上方修正がありうるのか、あるいは英国の不振事業(Fulham Shoreは、事業の収益性及び持続可能性を高めることを目的に、法的スキームを活用して不採算店舗の解約とThe Real Greek事業の売却・事業撤退を実施するなど、抜本的な事業再建を進めました。)で、大きな特損がでるのか。
因みに、この日のトリドールHDの株価は、4,400円前後で推移していたが、13時決算短信公表後、減益に失望したのかこの日の安値4,145円と急落、終値は前日比96円安(-2.23%)の4,203円なのである。