2020年は、新型コロナウイルス感染拡大防止策のためステイホームが呼びかけられていたので静かなクリスマスであったが、2021年のクリスマスは、新型コロナウイルスの感染は下火ということもあり、街中では皆マスクを付けているものの人出はかなり多いのである。
とは言うものの、今年もご主人と奥様はおとなしくステイホームの地味なクリスマスなのである。唯一特別なことは、山梨県内に8店舗を展開している清月のイタリアンロール(プレーン、1,836円)なのである。2020年12月25日に沼津市冨久家のイタリアンロールを紹介しているが、その時に、「ネットでイタリアンロールを検索すると、冨久家の他に、山梨県の清月(県内8店舗)、及び広島県江田島市の岡林花月堂が、イタリアンロールとネーミングしたロールケーキを販売しているのである。」と紹介した、清月のイタリアンロールなのである。
清月のイタリアンロールは、たっぷりの生クリーム、スポンジ、シュー皮の3層を巻き込んだシンプルな作りなのである。甘さ控えめ、濃厚な生クリームに、しっかりしたスポンジではあるが少々しっとり感が足らないような気がするのである。インナーパッケージ(台紙)には、4㎝または3㎝間隔の線があり、6等分または8等分に切り分けやすいようになっているのであるが、イタリアンロールの長さが23㎝なのに、線は4×6と3×8、つまり24㎝の長さなので、インナーパッケージの線どおり切り分けると端は少し小さくなるという不幸が発生するのである。元々は24㎝だったのが1㎝節約したのではと疑ってしまうのである。
冨久家のイタリアンロールとも甲乙付けがたいが、富久家はシュー皮にアーモンドスライスが散りばめられているのと生クリームに栗の甘露煮が混ぜてありながら、24㎝のレギュラーが1,440円と、箱代と保冷剤は別途とはいえ抜群のコスパを理由に、ご主人は富久屋に軍配を上げるのである。因みに、清月も栗入りのイタリアンロール(マロンウィズ)も販売しており、2,322円と少々お高いのである。