GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

ビーウィズ

ご主人が最近購入したのが、パソナグループの子会社であるビーウィズ(9216)なのである。購入した理由は、4月4日現在、ビーウィズの時価総額306億円と小型で、2024年5月期の予想配当利回り2.28%と高くはないが、自己資本比率は63%と高いなど財務基盤は盤石、ROE(2024年5月予想)24.4%と高く、2期連続増配実績(3期連続増配見込み)、株主優待などが挙げられるのである。

 ビーウィズは、2000年に三菱商事ソフトバンクグループの合弁会社(コンタクトセンター)として創業し、2012年にパソナグループが出資、2016年からはパソナグループ100%出資の子会社となり、2022年3月上場(パソナグループの保有比率56.1%)したのである。現在の事業内容は、自社開発のクラウド型PBX「Omnia LINK」等のデジタル技術を活用したコンタクトセンター・BPO(Business Processing Outsourcing)サービスの提供、および各種AI・DXソリューションの開発・販売なのである。

 ビーウィズは、購入した直接的なきっかけは、2月29日に発表された株主優待の導入なのである。ビーウィズの株主優待は、5月末、保有株数に応じて、次のとおり株主様専用WEBサイト「ビーウィズ・プレミアム優待倶楽部」において、食品、電化製品、体験ギフトなど5,000種類以上の商品と交換できる株主優待ポイントが貰えるのである。投資効率から言えば、保有株数が増える以上に株主優待ポイントが増えるので、1,000株保有するのが最も投資効率が良いのである。

株主優待制度

 業績面は、2024年3月期通期業績予想は、売上高390億円(前期比10.9%増)、営業利益29億円(同30.3%増)、経常利益29億円(同27.8%増)、純利益19.7億円(同17.4%増)、1株当たり利益141.80円(前期122.14円)、配当予想50円(前期49円)、配当性向35.3%(前期40.1%)と、増収・増益・増配が見込まれているのである。配当は2021年5月期44.5円、以降47円、49円と2期連続増配、そして2024年5月期50円なので3期連続増配見込みなのである。なお、株主還元の考え方について、ビーウィズは、「業績に応じた株主還元を実施することを基本方針として、配当性向35%をめどとするとともに、継続的かつ安定的な配当の維持に努めてまいります。」としているのである。

 4月4日の終値2,190円で見ると、PBR3.73倍、PER15.49倍、予想配当利回り2.28%と株価に過熱感はなく、時価総額は約306億円、また、自己資本比率63.2%と高いものの、2024年5月期予想のROE24.4%、ROA15.4%と資本効率が高いのである。最も投資効率の良い1,000株保有の場合の投資利回りは、(配当予想50円×1,000株+60,000万ポイント)/1,000株×2,190円=5.02%になるのである。