ご主人の実家では、いつもならニャン太が車庫に積み上げられた玄米をネズミから守っていたのに、ニャン太が事故死したため今年はトロが玄米の番をする羽目になったのである(12月5日を見て欲しいのである)。毎年750㎏もの玄米を一括購入する人は一体何人家族なのか、どこに保管するのか、お米は美味しいのか、とトロには数々の疑問があるのである。ご主人は大口のお客さんのことも小口のお客さんのこともあまりよく分からないし、お米の美味しさを説明できないので、米・食味鑑定士協会のHPからお米豆知識(食味スコア)を利用しての説明なのである。「食味スコアとは、近赤外線分析機でアミロース、タンパク質、水分、脂肪酸度(玄米)の4つの成分を測定し、食味方程式によりスコアを算出するのである。食味スコアは、1OO点満点で表し、数値が高いほど美味しいお米になるのである。最近の良食味品種の増加や美味しい米作りの努力により、日本産では、60~65点が標準になっているのである。」
ご主人の実家では、昨年、2019年産のお米2検体をサタケ製の「米粒食味計RLTA 10A」で分析した結果、食味スコア85点と84点を記録したのである。85点以上が極上と評価されているので、なかなかものなのである。また、今年開催された第22回米・食味分析鑑定コンクール(米・食味鑑定士協会主催)は、第1次から第3次審査まであり、その審査要領によれば、第1次審査のポイントの一つが、「静岡製機の食味分析計を使って玄米の食味スコアを測定し、普通米85点以上」となっていることからも分かるように、コンクールには個々の農家が生産したハイレベルなお米が出品されているのが分かるのである。
トロはお米ではなくciaoちゅーるが食べたいのである。