GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

立花エレテックから「株主優待制度変更に関するお知らせ」が発表されたのである

 12月12日、電気・電子の専門商社の立花エレテック(8159)から、「株主優待制度変更に関するお知らせ」が発表されたのである。3月末、保有株数、保有期間に応じてQUOカードが貰える株主優待制度の基本は変わらないが、株主優待の権利を取得するためには、次の変更内容のとおり1年以上継続保有が条件となったのである。そして、「継続保有期間1年以上」の具体的な定義は、「優待基準日の株主名簿を含む、過去の3月31日、6月30日、9月30日及び12月31日の株主名簿において、保有株式数の条件を満たし、かつ同一株主番号が5回以上連続して記載または記録された状態を指します。」とされたのである。「継続保有期間3年以上」は、13回以上連続ということなのである。

変更の内容

 変更理由について、立花エレテックは、「今般、株主様の当社株式の保有状況を考慮し、以下のとおり株主優待制度の運用ルールを一部変更させていただくことといたしました。」と簡単に説明しているのである。しかしながら、「当社株式の保有状況を考慮し」から推測するに、株主優待の基準日前後のみ保有する株主や、所謂「つなぎ売り」を利用して株主優待を取得する株主が多いことを考慮し、継続保有を条件としたものと考えられるのである。

 なお、2023年3月31日基準の株主優待に限り、経過措置が儲けられたのである。「継続保有期間1年以上」は、優待基準日と2022年12月31日の株主名簿において、保有株式数の条件を満たし、かつ同一株主番号が記載または記録された状態を、また、「継続保有期間3年以上」は、優待基準日の株主名簿を含む、過去の3月31日、6月30日、9月30日及び12月31日の株主名簿において、保有株式数の条件を満たし、かつ同一株主番号が10回以上連続して記載または記録された状態を指すのである。

 因みに、ご主人と奥様は100株保有しているが、1年以上継続保有の条件はクリアしているので影響はないのである。