GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

リンガーハットから値上げの告知なのである

 2月16日、長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」を展開するリンガーハット(8200)から、全国の店舗において、3月1日より商品の価格改定を行う旨発表されたのである。主力商品の長崎ちゃんぽんは、東京23区・沖縄・北海道エリアで800円(+50円)、その他のエリアでは780円(+60円)となるのである。主な商品の新たな販売価格は以下のとおりなのである。

主な商品の新たな販売価格

 価格改定の理由について、リンガーハットは、「昨今のエネルギーコストの継続的な上昇や、原材料・人件費・物流費のさらなる高騰を鑑み、やむを得ず商品価格の改定をさせていただくことといたしました。一方で従業員の安定した賃金確保に努めてまいります。」と、説明しているのである。

 また、新商品として、ちゃんぽんのスープのバリエーションを増やし、これまでのラインナップにくわえて、一部店舗では「みそ・しょうゆ・鶏白湯」からもスープを選ぶことができるのである。さらに、一部店舗では、麺を焼いていない「やわらか太めん皿うどん」が新たに販売されるのである。逆に、彩りシリーズの「彩りちゃんぽん」「彩り皿うどん」、まぜ辛めんの販売が終了するのである。

 因みに、リンガーハットは、2022年4月、11月、2023年7月、そして、2024年3月と、8ヶ月程度で値上げを繰り返しており、2021年3月末の消費税転嫁対策特別措置法失効に先立ち、3月1日よりメニューの価格表示方法を「総額表示」に変更した際に価格改定が行われており、この時の長崎ちゃんぽんが650円なので、3年後の今回の価格改定で800円と、2割以上価格が上昇しているのである。果たして、今回の価格改定が、消費者に受け入れられるのか、気になるところである。