GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

FPGから「ウェルスサービス推進部」の新設が発表されたのである

 2月21日、FPG(7148)から、3月1日付で富裕層向けの新たなサービスを推進する「ウェルスサービス推進部」の新設が発表されたのである。ウェルスサービス推進部新設の目的及び背景について、FPGは、「2024年4月頃にはプライベートジェット事業の開始を予定しているなど、富裕層の多様化するニーズを的確に捉え、お客様の志向や要望にマッチした新たな商品・サービスをグループ一体となって有機的に提供することを目指しており、新設する「ウェルスサービス推進部」は、こうした取り組みを推進する役割を担います。」と説明しているのである。

 FPGは、従来、個人富裕層、中小企業に、節税商品、投資商品として、①リースファンド事業では航空機・船舶・コンテナを対象とした日本型オペレーティング・リース案件の組成、②国内不動産ファンド事業では、信託機能を活用した都心一等地の不動産を対象とした不動産小口化商品の提供、③海外不動産ファンド事業では、証券機能を活用した米国主要都市の魅力的な海外不動産投資商品の提供、などを行ってきたのである。そして、今回、4月頃に子会社である株式会社オンリーユーエアが開始するプライベートジェット事業の成長を加速する観点から、FPGが「航空運送代理店」として、FPGの顧客である個人富裕層及び法人にチャーター便に関する航空券の販売等を行う予定なのである。

 このように、FPGは提供する商品が拡大してきたこともあり、また、法人と個人のニーズが異なること、富裕層のニーズの多様化に的確に対応するために、「ウェルスサービス推進部」を新設するのである。日本も二極化が進みつつあり、富裕層が節税と投資によりさらなる富裕化を目指すニーズが高まっていることも背景にあると推測されるのである。