GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

FPGから2023年9月期通期業績予想の上方修正と増配予想、株主優待制度の廃止が発表されたのである

 7月27日、FPG(7148)から、「2023年9月期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」が発表されたのである。お知らせによれば、2023年9月期業績予想は、売上高570億円⇒585億円(前期比1.2%減)、営業利益157億円⇒165億円(同42.2%増)、経常利益155億円⇒165億円(同32.4%増)、純利益105億円⇒112億円(同32.2%増)、1株当たり利益122.95円⇒131.14円(前期99.24円)と、いずれも上方修正されたのである。この上方修正について、FPGは「リースファンド事業におきましては、第2四半期累計期間に引き続き、第3四半期も潤沢な在庫を強みに積極的に出資金販売を継続した結果、販売額が2019年9月期以来4期ぶりに1,000億円を突破し、第3四半期累計期間の売上高が前年度通期実績値を超過する見通しとなりました。また、不動産ファンド事業につきましても、国内不動産は、販売額が3四半期連続で増加するなど、順調に推移するとともに、海外不動産は、販売開始1年で累計販売額が150億円を突破し、好調な販売が継続しています。また、利益面につきましては第3四半期累計期間において、過去最高益を更新する見通しとなっております。」と説明しているのである。

 これに伴い、配当予想も修正され、61.50円⇒65.60円(配当性向50.0%)と上方修正され、前期(50円)から15.60円の増配見込みなのである。増配について、FPGは、「株主還元につきましては、持続的な成長と企業価値向上のために必要な内部留保を確保しつつ、継続的かつ安定的な配当を実施することを基本方針とし、連結配当性向50%を目安としております。今般、業績予想を上方修正したことに伴い、上記の基本方針を踏まえまして、当期の配当予想を1株当たり65円60銭に修正いたしました。」と、説明しているのである。

 なお、FPGは、4月25日に、「2023年9月期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」を発表しているので、コロナ禍からの回復により今期2回目の通期業績予想の上方修正と増配予想ということなのである。

 また、同日、「株主優待品の内容変更及び株主優待制度の廃止に関するお知らせ」が発表され、2023年9月期の株主優待品がUCギフトカードからQUOカードに変更、及び2023年9月期の株主優待を最後に株主優待制度の廃止となったのである。