GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

FPGから2023年9月期通期業績予想と配当予想の上方修正が発表されたのである

 10月26日、FPG(7148)から、今期3回目の「2023年9月期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」が発表されたのである。お知らせによれば、2023年9月期業績予想は、売上高585億円⇒711億円(前期比20.2%増)、営業利益167億円⇒182億円(同55.5%増)、経常利益165億円⇒179億円(同44.3%増)、純利益112億円⇒124億円(同47.1%増)、1株当たり利益131.14円⇒145.97円(前期99.24円)と、いずれも上方修正されたのである。この上方修正について、FPGは「売上高につきましては、主に不動産ファンド事業の国内不動産において、第4四半期の不動産小口化商品の販売額が四半期ベースで過去最高の水準に到達し、通期ベースでも過去最高を更新し、前回予想を超過する見込みとなりました。さらにリースファンド事業において、第3四半期累計期間に引き続き、第4四半期も積極的な販売を継続したことに加え、不動産ファンド事業の海外不動産においても、第4四半期の販売額が四半期ベースで過去最高となるなど、第3の柱として大幅な増益に貢献しました。本日公表の「金銭の信託(組成用航空機)の評価損の計上に関するお知らせ」にありますように、金銭の信託(組成用航空機)の評価損1,695百万円を売上原価に計上するものの、利益面でも前回予想を超過し、過去最高益を更新する見通しとなりました。」と説明しているのである。

 これに伴い、配当予想も修正され、65.60円⇒73.00円(配当性向50.0%)と上方修正され、前期(50円)から23円の増配見込みなのである。増配について、FPGは、「株主還元につきましては、持続的な成長と企業価値向上のために必要な内部留保を確保しつつ、継続的かつ安定的な配当を実施することを基本方針とし、連結配当性向50%を目安としております。今般、業績予想を上方修正したことに伴い、上記の基本方針を踏まえまして、当期の配当予想を1株当たり73円00銭に修正いたしました。」と、説明しているのである。

 因みに、翌27日の株価は、上方修正を評価して、前日比86円高(+6.66%)の1,377円と大きく上昇したのであるが、10月31日に発表される決算短信で公表される2024年9月期予想次第では大きく動くかもしれないのである。