GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

スターツプロシード投資法人から分配金が入金したのである

 上場企業の決算期は3月末、2月末、12月末が多いのである。これらの企業の期末及び第2四半期末、つまり2月、3月、6月、8月、9月、12月は、配当金、株主優待の権利月となっているが、逆に1月、4月、5月、7月、10月、11月が権利月である企業は少ない、いわば端境期なのであるのである。そんな端境期である4月、10月が決算期の住居特化型リートであるスターツプロシード投資法人証券コード8979)から、7月16日、2021年4月期の分配金が入金したのである。スターツプロシード投資法人の特徴は、ほとんどが賃貸住宅であるが、その3/4が首都圏なのである。そして、名称からも分かるとおり、メインスポンサーはスターツコーポレーションなのである。

 2021年4月期の分配金は4,663円と、前2期(2020年4月期5,059円、2020年10月期5,488円)に比し減少しているが、これは物件の譲渡益が剥落したためなのである。ここ数年の分配金は物件の譲渡益を除けば4,500円程度であり、予想分配金は、次期4,500円、次々期4,520円と安定しているのである。この安定振りは、今期の平均稼働率95.6%(前期95.7%)からも分かり、コロナ禍、苦戦しているリート、企業が多い中、実に堅実な投資先なのである。

 ご主人は、リーマンショックから徐々に回復しつつある2012年、多数のリートに投資を始めたのである。その中の一つ、スターツプロシード投資法人は126,300円で購入したのである。7月16日現在、投資口価格253,800円と約2倍上昇したのである。2020年12月30日(投資口価格201,400円)から半年程度で約25%も上昇しているのは、ご主人は、金融緩和、低金利が背景にあると思っているのである。

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決算ハイライト(第31期資産運用報告より)

 

2月期決算の外食4社から2022年2月期第1四半期決算短信が公表されたのである

 7月14日、コメダホールディングス証券コード3543)、リンガーハット証券コード8200)、クリエイト・レストランツ・ホールディングス(証券コード3387)、SPFホールディングス(証券コード3198)から、2022年2月期第1四半期決算短信が公表されたのである。

 コメダホールディングスは、売上高82億円(前年同期比39.24%増)、営業利益20億円(同116.06%増)、経常利益19億円(同121.63%増)、純利益13億円(同115.87%増)と、前年同期を大きく上回るだけでなく、コロナ禍前の前々年同期を僅かであるが上回る実績なのである。また、通期会社予想比進捗率でみても、売上高24.99%、営業利益+27.66%、経常利益28%、純利益+27.77%と、3つの利益は進捗率25%を超える順調な内容なのである。

 リンガーハットは、売上高78億円(前年同期比10.2%増)、営業損失6億円(前年同期営業損失23億円)、経常利益3億円(前年同期経常損失24億円)、純利益は1億円(前年同期純損失17億円)と、黒字化しているとは言え、その実情は営業外収益である協力金等の10億円によるものなのである。

 クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、営業収益177億円(前年同期比50.2%増) 、営業利益15億円(前年同期営業損失77億円)、純利益10億円(前年同期純損失73億円)と、利益は上がっているのである。しかしながらその子会社であるSFPホールディングスは、売上高22億円(前年同期比26.8%減)、営業損失22億円(前年同期営業損失15億円)、経常損失1億円(前年同期経常損失14億円)、純損失は147百万円(前年同期純損失14億円)、営業外収益である協力金等21億円があってもまだ赤字と大苦戦しているのである。

吉野家ホールディングスとJグループホールディングスから苦戦の2022年2月期第1四半期決算短信が発表されたのである

 7月9日、吉野家ホールディングス証券コード9861)、Jグループホールディングス(証券コード3063)から、2022年2月期第1四半期決算短信が発表されたが、今期も苦戦が予想されるような内容なのである。

 吉野家ホールディングスは、売上高364億円(前年同期比8.14%減)、営業損失2億円(前年同期営業損失49億円)、経常利益25億円(前年同期経常損失42億円)、当期利益15億円(前年同期当期損失40億円)と、黒字に転換したものの、経常利益、当期利益の黒字化の背景には、「新型コロナウイルス感染症に係る感染拡大防止協力金や雇用調整助成金等の収入を「助成金等収入」として2,582百万円を営業外収益に計上」したことによるものが大きく、今期も前途多難の様相なのである。因みに、売上高の減少は京樽の売却による影響、京樽を除外すれば前年同期比5億円の増収なのである。

 Jグループホールディングスは、売上高693百万円(前年同期比10.35%減)、営業損失537百万円(前年同期営業損失582百万円)、純損失342百万円(前年同期純損失1,639百万円) と、赤字はやや縮小したものの、その内実は特別利益として雇用調整助成金や休業協力金等の助成金収入550百万円(特別損失として営業自粛期間における店舗運営にかかる固定費等380百万円)よるところが大きく、7月12日から東京の緊急事態宣言、神奈川、埼玉、千葉の蔓延防止措置の延長など、さらなる苦戦が予想されるのである。  

7月15日はイオンのG.G感謝デーと特別ご優待券でお得をゲットするのである

 昨日は7月15日、ご主人と奥様はイオンスタイルで、「G.G感謝デー」と「特別ご優待券」を利用して、食料品、日用品などを大量に買い込んできたのである。

 毎月15日は、イオンスタイル等のG.G感謝デーで、55歳以上の会員でG.Gイオンカード、イオンJMB G.Gカードのクレジット払いで、請求時に5%OFFとなるのである。買物時にはバースデーパスポート、サンキューパスポート等による割引も適用され、さらにはマックスバリュ東海などの株主優待券(100円引き券)も使えるので、一層お得なのである。勿論、イオンの株主優待であるキャッシュバックも適用されるのである。

 そして、イオン(証券コード8267)の株主総会の議決権を行使した株主に送付された特別ご優待券は、今年は6月21日から7月31日までの1日、全国のイオン、イオンスタイル等で割引特典が利用できるのである。割引特典は、10%引きが衣類、靴、敷物、寝具、食器、調理用品、文具等、5%引きが食料品、ベビー寝具、育児雑貨、おもちゃ、家電製品、サイクル、一般化粧品、日用消耗品、収納用品、医薬品等である。割引特典の内容からすると、ほぼバースデーパスポートと同じなのである。

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イオンからの特別ご優待券

 G.G感謝デー、特別ご優待券、マックスバリュ東海等の100円引き券、イオンのキャッシュバックを組み合わせれば、特別ご優待券の10%引きであれば理論的には最高25.48%引き(0.9×0.9×(1-0.05-0.03))、5%引きであっても理論的には最高21.34%引き(0.95×0.9×(1-0.05-0.03))で買物ができるのである。さらに、G.Gイオンカード、イオンJMB G.Gカードのクレジット払いで、ポイントまたはマイルが別途貰えるのである。 

サイゼリヤから2021年8月期第3四半期決算短信と微妙な通期業績予想の修正が公表されたのである

 7月14日、サイゼリヤ証券コード7581)から、2021年8月期第3四半期決算短信と微妙な通期業績予想の修正が公表されたのである。第3四半期は、売上高953億円(前年同期比2.7%減)、営業損失8億円(前年同期22億円の営業損失)、経常利益25億円(前年同期16億の経常損失)、純利益13億円(前年同期27億円の損失)と一応黒字にはなっているが、その実情は世界的に批判の多い中国における事業の利益と協力金によるものなのである。

 また、通期業績予想は、売上高1,325億円⇒1,265億円、営業利益▲7億円⇒▲25億円、経常利益30億円⇒50億円、純利益10億円⇒32億円と修正されたのである。サイゼリヤは、修正理由について、「東京都に4回目となる緊急事態宣言が2021年8月22日まで発出され、埼玉県、神奈川県、千葉県、大阪府にまん延防止等重点措置が同日まで延長されたことにより、前回予想を下回る予定です。営業利益に関しましては、売上高減少の影響により、前回予想を下回る予定です。経常利益に関しましては、協力金を当初見込33億円から、第3回目の緊急事態宣言を対象とした協力金32億円を追加で見込んだことにより、通期で65億円を計上する見込となったこと」と、説明しているのである。

 ご主人は、コロナ禍により本業は不調なのであるが、協力金と中国事業のおかげで、2021年8月期は何とか黒字化するという、微妙な内容だと思っているのである。因みに、翌15日の株価は、予想外なことに、ザラ場で2,903円と年初来高値を更新したのである。

祝!2億円突破なのである

 ご主人のポートフォリオ時価総額、祝!2億円突破なのである。7月5日、初めて時価総額が2億円突破したものの、6日以降2億円を切ったのであるが、今週、12日、13日と再び2億円を突破したのである。

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祝!2億円突破

 5千万円から1億円まで2年、75百万円から1.5億円まで3年と短期間で達成できたが、1億円から2億円まで5年を要したのは、やはり近年の日本経済のもたつき、昨年からのコロナ禍の影響が大きいのである。コロナ禍、経済の完全復活がなかなか見通せない現状では、ご主人は、当分乱高下が続くのではないかと思っているのである。

 因みに、7月13日現在、ポートフォリオ組入比率上位5銘柄は以下のとおりなのであるが、ダブル・テンバガーを達成したベネフィット・ワンの貢献が真に大きいのである。

  1位ベネフィット・ワン      組入比率16.6% 

  2位さわかみファンド       組入比率11.5% 

  3位共立メンテナンス       組入比率5.95%  

  4位タカラレーベン不動産投資法人 組入比率5.84% 

  5位ノエビアホールディングス   組入比率5.64% 

AFC-HDアムスライフサイエンス 祝!ストップ高 絶好調の2021年8月期決算短信が公表されたのである

 7月13日、AFC−HDアムスライフサイエンス(証券コード2927)の株価は、ストップ高の1,402円(+300円)となったのである。

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祝!ストップ高

 7月12日、AFC−HDアムスライフサイエンスから、絶好調な2021年8月期第3四半期決算短信が公表されたのである。売上高144億円(前年同期比24.18%増)、営業利益19億円(同143.15%増)、経常利益19億円(同142.93%増)、純利益13億円(同208.16%増)、就中、利益が大きく伸びているのである。7月2日、今期3回目の通期業績予想の上方修正をしたばかりであるが、通期業績予想に対する第3四半期の進捗率は、売上高69.02%、営業利益91.24%、経常利益90.81%、当期利益97.07%と、利益はいずれも90%を超え、期末には通期業績予想(100%)を軽く上回る勢いなのである。

 ご主人は、もしかしたら4回目の上方修正があるのではないかと密かに期待しているのであるが、子会社化した外食の株式会社なすび、百貨店の株式会社さいか屋が、コロナ禍、足を引っ張らないかと心配なのである。