GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

共立メンテナンス 祝! 上場来最高値更新

 3月18日、共立メンテナンス(9616)の株価は、一時前日比336円高(+1.03%)の6,730円と、2月27日つけた6,566円以来20日振りに上場来最高値更新したのである。そして翌19日も6,965円と、2日連続上場来高値更新したのである。

 2月9日、共立メンテナンスは2024年3月期通期業績予想と配当予想の上方修正を発表し、その翌9日の株価は、一時前日比258円高(+4.18%)の6,450円と上昇したものの、その後は横這いが続いていたのである。そして、22日から3営業日連続して日経平均株価が最高値更新したのに便乗したのか、ホテルの稼働率・客単価の上昇トレンドが評価されたのか、それとも3月末の配当と株主優待の権利を狙った買いが増えたのか、26日、6,566円と僅か27円であるが最高値更新したのである。その後は、IR情報も無く再び伸び悩んでいたのであるが、3月末の権利日が近づいたためか、あるいはビジネスホテル、リゾートホテルが好調なのが評価されたのか、3月18日、19日と上場来最高値更新したのである。

共立メンテナンス 祝! 上場来最高値更新

 

立花エレテック 祝! 上場来最高値更新

 3月18日、立花エレテックの株価は、一時前日比55円高(+1.67%)の3,355円と、1月17日に付けた3,310円以来2ヶ月ぶりに上場来最高値更新したのである。そして、翌19日も3,405円と、2日連続上場来最高値更新したのである。

 立花エレテックの株価は、上場来最高値更新した2023年6月22日以降、2,600円から2,900円のボックス相場だったが、2024年1月15日、突然前日比361円高(+12.47%)と急騰し、1月17日3,310円と再び上場来最高値更新したのである。その後、2月8日、立花エレテックから、好調な2024年3月期第3四半期決算短信が発表されたものの、通期業績予想や配当予想の上方修正はなく、株価も反応薄だったのである。直近IR情報の開示があったわけではないので、上場来最高値更新の直接的な理由は不明であるが、3月18日発売された会社四季報から引用すると「FAシステムは半導体製造装置中心に産機向け着実。半導体は供給不足解消。ただ営業経費増で横ばい圏。25年3月期は半導体製造装置向けFAシステム堅調。だが半導体は車載用苦戦。営業益後退。」というコメントでは弱く、あとは3月末の配当と株主優待狙いなのかもしれないのである。 

立花エレテック 祝! 上場来最高値更新

 

USEN-NEXT HOLDINGS 祝! 上場来最高値更新&新商号決定

 USEN-NEXT HOLDINGSの株価は、2024年に入り、1月5日に4,055円と上場来最高値更新した以降、1月12日4,385円、15日4,565円、16日4,615円、2月27日4,655円、3月1日4,675円、2日4,690円、3月8日4,810円、12日4,845円、13日4,900円と頻繁に上場来最高値更新してきたのである。そして、3月18日、一時前日比375円高(+7.89%)の5,130円と一気に5,000円を突破したのである。

 1月11日に好調な2024年8月期第1四半期決算短信が発表されて以来、何もIR情報がないなか、じわりじわりと株価は上昇し、頻繁に上場来最高値更新したのであるが、上場来最高値更新の要因を強いて挙げるならば、ネット上に「日系中堅証券が3月15日、USEN−NEXT HOLDINGS<9418>のレーティングを強気(Outperform)に据え置いた。一方、目標株価は4,800円から5,630円に引き上げた。」というニュースが速報されていることくらいなのである。

USEN-NEXT HOLDINGS 祝! 上場来最高値更新&新商号決定

 最後に、USEN-NEXT HOLDINGSから、「3月13日(水)開催の臨時株主総会において、4月1日(月)付で「株式会社U-NEXT HOLDINGS」に商号変更をすることを決議しました。」と発表があったのである。また、「株式会社U-NEXT HOLDINGS」の新しいVI(ビジュアルアイデンティティ)も、4月1日から、以下のように変更となるのである。さらに、これまで「USEN-NEXT GROUP」とグループ表記をしていたが、B to BブランドとしてのUSEN、B to CブランドとしてのU-NEXTの両方を持ち合わせたグループであることを表現すべく、4月1日以降は「USEN&U-NEXT GROUP」となるのである。

新しいVI(ビジュアルアイデンティティ

 

すかいらーくHDから2023年12月期の株主優待と定時株主総会招集通知が届いたのである

株主優待カード

 3月14日、すかいらーくホールディングス(3197)から、2023年12月期の株主優待、定時株主総会招集通知、株主名簿管理人であるみずほ信託銀行主催スマート行使プレゼント企画の案内が届いたのである。すかいらーくホールディングスの株主優待は、12月末、6月末、保有株式数に応じて、ガスト、ジョナサン、バーミヤングラッチェガーデンズむさしの森珈琲などで使える株主優待カード(有効期限1年)なのである。株主優待制度、株主優待カードの利用方法、利用可能店舗等の詳細は、「株主様ご優待カード」のご案内のとおりなのである。

「株主様ご優待カード」のご案内

 2024年6回目となるスマート行使プレゼント企画の案内は、『「スマート行使」をご利用いただき、アンケートにご回答いただいた株主さまへ、抽選でQUOカード500円分を進呈いたします。』というプレゼント企画の案内なのである。応募者100名様につき1名様の割合で、ということで、お得に聡いご主人は早速、スマート行使とアンケートに回答したのである。アンケートの内容は株主の属性と、株主総会資料の電子提供制度などについてなのである。

みずほ信託銀行主催「使おう!スマート行使キャンペーン」の案内

 

ブラザー工業がローランドディー.ジー.に買収提案

 3月13日17時40分、ブラザー工業(6448)は、ローランドディー.ジー.(6789)に対し買収提案をすると発表したのである。ローランドディー.ジー.は、アメリカの投資ファンドのタイヨウ・パシフィック・パートナーズと組んで、2月13日から3月27日まで、買付価格5,035円でMBO(経営陣が参加する買収)を実施中であるが、ブラザー工業は、ローランドディー.ジー.の同意を得ずに、5月をメドに買付価格5,200円でTOB(公開買付)を実施すると発表したのである。

 これに対して、ローランドディー.ジー.は、「ブラザー公開買付けに関する当社の考え方に基づく当社の対応につきましては、当社取締役会および特別委員会にて、当社の企業価値および株主共同の利益の観点から、ブラザー公開買付けに係る開示文書の内容その他の関連情報を分析・検討した上で、あらためて株主の皆様にご案内いたします。株主の皆様におかれましては、ブラザー公開買付けに関する考え方を含む当社から開示される情報をご確認いただいた上で、慎重なご対応をいただきますようお願い申し上げます。なお本開示資料は、ブラザー公開買付けに関する当社の意見を表明するものではありません。ブラザー公開買付けに対する当社の意見は、決定次第速やかにお知らせいたします。」としているのである。因みに、ブラザー工業は2023年にローランドディー.ジー.に対して買収の打診をしていることから、ローランドディー.ジー.はこれに対抗すべくMBOを実施したのかもしれないのである。

 翌14日、ローランドディー.ジー.の株価は、一時前日比420円高(+10.4%)の5,440円とブラザー工業が発表した公開買付価格5,200円を上回る上昇ぶりなのである。終値は5,350円と依然として5,200円を上回っており、株式市場は、ローランドディー.ジー.がMBO価格を5,200円以上に引上げるか、あるいはブラザー工業が公開買付価格5,200円をさらに引上げるかを、期待していると推測されるのである。

 ご主人は保有していたローランドディー.ジー.株を全て売却しており、ブラザー工業TOBは直接的には関係ないが、ご主人は、ベネフィット・ワンに対するTOBの経験も踏まえ、今後TOBに直面した場合、複数の企業が競合する可能性も考慮し、TOB対象企業の株を市場で早々に売却するのは避けた方がよいと思うのである。また、同日、ローランドディー.ジー.から、2023年12月期定時株主総会招集通知が届いたのであるが、こちらも今となっては関係ないが、議案は取締役と監査役の選任のみであるので、全員否認で議決権を行使したのである。

ホットランドから2023年12月期の株主優待、配当、定時株主総会招集通知が届いたのである

株主優待

 3月14日、ホットランド(3196)から、2023年12月期の株主優待、配当(10円)、定時株主総会招集通知が届いたのである。ホットランド株主優待は、株主優待情報のとおり、12月、6月、保有株数に応じた株主優待券(有効期限半年)なのである。

株主優待情報

 株主優待券を利用できる店舗は、築地銀だこ、銀だこハイボール酒場、銀だこ酒場、銀のあん、日本橋からり、大釜屋、おでん屋たけし、ごっつい、野郎めし、コールド・ストーン・クリーマリー日本再生酒場、もつやき処い志井、大衆ビストロコタローなのである。ホットランド株主優待券のお得な点は、株主優待券でたこ焼きの「ぜったいお得な回数券」が購入できるのと、株主優待券による支払でも楽天ポイントが貯まるのである。オマケであるが、JR東日本の駅ビル内の銀だこ等の店舗では、JREポイントも貯まるのである。

 最後に、HotLand通信によれば、コロナ禍からの正常化に伴い、海外を含めて既存ブランドの出店攻勢をかけているだけでなく、「草津湯畑まんてん」、「スミテラス森のサウナビレッジ」という注目すべき新業態にも挑戦しているのである。スミテラス森のサウナビレッジは第1期のカフェとBBQのみオープンしているが、第2期にサウナがオープンすれば、ご主人は飲食店とサウナを利用してみたいと思っているのである。

HotLand通信(海外事業、注目の新業態)

 

ニチリンから定時株主総会招集通知が届いたのである

 3月11日、自動車用各種ホース類の製造および販売のニチリン(5184)から、定時株主総会招集通知と株主名簿管理人である三井住友信託銀行主催スマート行使プレゼント企画の案内が届いたのである。

 2024年4回目となるスマート行使プレゼント企画の案内は、「スマートフォン用議決権行使ウェッブサイト「スマート行使」での議決権行使の後に、アンケートにご協力いただいた株主様の中から、抽選で応募者100名様につき1名様の割合で、QUOカード500円分を進呈します。」という内容なのである。ということで、お得に聡いご主人は、早速スマート行使とアンケートに回答したのである。結果は株主総会開催月(3月)の翌々月末頃、つまり5月末頃に結果が判明するのである。今回のアンケートは2023年と同様に、株主の属性、株式の保有年数のほか、会社への期待事項、充実してほしい開示情報、情報収集の媒体、今後の投資検討など、投資家の意向に関する質問なのである。

三井住友信託銀行主催スマート行使プレゼント企画