今日も月刊ダイヤモンド・ZAi9月号、直近10年連続ROE(自己資本利益率)10%以上の企業のうち、今期のROEの改善率のランキングなのである。ROEに着目するのは、「ROEが高いほど・・・経営効率の良い会社」、「高ROE株は利益の伸び率も高いケースが多い」を指摘している。
ご主人が保有している株のうち、高ROEかつ今期予想ROEの改善率が高いのは、第2位にランクされているベネフィット・ワン(コード2412)である。そのROEは前期31.0%から6.4%上昇し、今期予想37.4%と非常に高く、今期の配当は28円と3円増配を予想しているのである。また、増益回数及び売上高の伸びでランキングした10年成長株においても、第6位にランキングされているのである。つまり、長期にわたり、高収益体質を維持しつつ、増収増益を続けている優秀な企業であるのである。
ベネフィット・ワンは、ベネフィット・ステーションという福利厚生サービスを会員に提供しているのである。提供しているサービスは、旅、レジャー・エンタメ、リラク・ビューティー、出会い・ブライダル、生活、グルメ、スポーツ、カー、ハウジング、育児、学ぶ、健康、介護、ショッピング、オリジナル企画、お祝い、ペット、等々あらゆる分野で、通常価格よりも安く提供しているのである。どのようなサービスがあるのかは、ベネフィット・ステーションのHP(https://bs.benefit-one.co.jp/bs/pages/bs/top/top.faces)で確認してほしいのである。
ご主人がベネフィット・ワンを購入したきっかけは、バブル崩壊後10年以上経過して21世紀になったものの、なかなか日本経済の復活が見られないなか、企業はコスト削減の一環として、福利厚生サービスをアウトソーシングする動きがでてきたのである。ご主人は、各企業が自社社員を使って似たような福利厚生サービスを企画・実施するのは非効率であるので、福利厚生サービス専門業者にアウトソーシングすることによる経費節減が、大きなトレンドになると確信したのである。そこで、上場している福利厚生サービス専門業者を探したところ、ベネフィット・ワンが今後大きく成長するであろうと予想したのである。その後は、リーマンショック時に一時停滞したものの、売上げ、利益、配当とも着実に増え、ご主人の初めてのテンバガー(10倍大化け株)達成銘柄である。
最後に、ベネフィット・ワンの株主優待は、3月末、福利厚生サービスであるベネフィット・ステーションを利用できるのである。
100株以上 ベネフィット・ステーション 株主様コースA
800株以上 ベネフィット・ステーション 株主様コースB
ベネフィット・ステーションは、株主及び配偶者、そしてそれぞれのの二親等以内の親族(つまり両親、子供、祖父母、孫、兄弟)が利用できるのである。ベネフィット・ワンのHPのFAQによれば、2つのコースの違いは、『株主様コースBは、宿泊メニューを中心に株主様コースAのサービス内容をより優遇したものです。』である。ご主人によれば、コースBの宿泊料金は、一部のホテルでコースAよりも料金が数%安い程度であり、そのほかはほとんど同じだそうである。勿論、提供しているサービスがあまりにも膨大であるので、ご主人もすべてをチェックできているわけではないのである。ご主人は、今も時々残念とぼやくのは、コースBは額面500円のジェフグルメカードが450円で購入できたのが、2015年3月を最後に、Aコースと同じ480円となったことである。
トロは、テンバガーでなく、ハンバーガーが欲しいのである。