9月3日午後、ベネフィット・ステーション(福利厚生代行サービス)を運営するベネフィット・ワン(証券コード2412)が、またまたザラ場で上場来の最高値を更新し(4,690円)、ご主人の保有株で初のトリプル・テンバガー(triple ten bagger:買値の30倍)を達成したのである。
とは言うものの、パソコンを前にご主人は少々渋い顔なのである。2022年3月期第1四半期決算が好調なうえ、8月30日には、新たな顧客を獲得できるJTBベネフィット買収の発表が貢献したのは間違いないが、菅政権に終止符が打たれることを歓迎したマーケットの追い風(日経平均株価は584.60円(2.05%)上昇)を受けたこと、そしてダブル・テンバガーを達成したのが2020年11月20日、それから短期間(10ヶ月弱)で50%も上昇したことが気になるのである。ご主人は、山高ければ谷深し(高騰が激しければ、その反動で暴落も激しいものであるという教訓)という相場格言が気になるのである。