今日も月刊ダイヤモンド・ZAi9月号、「未来の10年増配株を探せ」である。将来10年増配株に化けそうな企業を、上場から10年以内で、連続増配かつ今期予想が増収増益を条件としてランキングしたものである。
ご主人の保有している株のうち未来の10年増配株は、第4位にランクされているバリューHR(コード6078)である。同社は8年連続増配中、しかもコロナ禍にもかかわらず2020年12月期、17.3%増収、16.3%増益を予想している好調ぶりである。
バリューHRは、主に企業、健康保険組合向けにバリューカフェテリアという福利厚生サービス、特に各種健康管理サービスに重点を置いたサービスを提供しているのである。また、バリューカフェテリアでは、旅行、エンタメ、スポーツ施設等の優待・割引特典、健康関連グッズ、医薬品、特保製品、飲料品等の販売を行っている。
バリューHRの株主優待は、12月末、バリューカフェテリアを年会費(6,000円、税別)無料で1年間(4月から3月)利用でき、保有株数と保有継続年数により、バリューカフェテリアで利用できるポイント(1ポイント1円相当)が提供されるのである。
1年未満 1年以上 3年以上
100株以上 2,500ポイント 3,500ポイント 5,000ポイント
200株以上 5,000ポイント 7,500ポイント 10,000ポイント
300株以上 7,500ポイント 10,000ポイント 12,500ポイント
500株以上 10,000ポイント 12,500ポイント 15,000ポイント
1,000株以上 15,000ポイント 17,000ポイント 20,000ポイント
2,000株以上 30,000ポイント 32,000ポイント 35,000ポイント
長期保有者優遇制度も採用しているのであるが、貰えるポイントが株数、保有年数で必ずしも比例していないので、何株保有するのが効率的かなかなか言えないのであるが、200株または300株がお薦めである。
ご主人は、特に欲しいサービスもグッズもないので、貰ったポイントを専らドリンク類の購入に充てている。配達されるのは助かるが、送料まで含めて考えればスーパーの価格と比較してもあまり安いものでもないので、正直なところ個人でバリューカフェテリアの会員になるメリットはないのではというのが、ご主人の感想である。やはり、企業、健康管理組合を通じて利用するのが一番である。