GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

JAL CARD JCBプラチナカードを選んだ理由(その2 海外旅行保険)

 ご主人は、海外旅行を頻繁にするということもあり、JAL CARD JCBプラチナカードを保有しているのである。ご主人がこのカードを選んだ大きな理由は、無料で発行して貰える「プライオリティ・パス」、手厚い海外旅行保険マイレージサービスなのである。

 今回は手厚い海外旅行保険とは何かなのである。クレジットカード(ゴールドカード以上)付帯の海外旅行保険は、海外旅行期間中の傷害死亡(疾病死亡の補償は無い)、傷害後遺症傷害、傷害・疾病治療費用、救援者費用などを、日本を出国した当日から 91日間(または3ヵ月)を限度とし補償されるもので、旅行回数、利用航空会社を問わず適用されるのである。クレジットカードの海外旅行保険は、頻繁に海外旅行する人にとっては、旅行のたびの面倒な保険加入手続がないので便利であり、また、海外の医療機関が補償の限度内でクレジットカード会社に直接請求する仕組みもあるのである医療費の支払い負担が無いまたは軽減されるメリットもあるのである。

 日本の健康保険制度には、海外旅行中の急病やケガなどで病院にかかった場合、その費用の一部を還付する海外療養費還付制度があるが、全額を現地で支払わなければならないうえ、海外の医療費は総じて高額(特に欧米)のため同制度であっても十分カバーできない場合もある(還付される金額は、現地で支払った医療費または健康保険組合が定める日本国内で同様の医療行為を受けた場合の基準額のいずれか低額のほうの7割)など、経済的負担が大きいのである。

 もし複数枚のクレジットカード付帯の海外旅行保険が適用される場合、補償内容はどうなるかなのである。死亡保障と傷害後遺障害はいずれか最高額の補償額が限度となり、この補償額を各クレジットカード会社が按分で負担するのである。ところが、これら以外の補償額は、通常合算されるので、限度額が増えることになるのである(勿論支払われる額はかかった費用で、各クレジットカード会社は按分して負担)。そして、補償内容は各クレジットカードとも死亡保障・傷害後遺障害は概ね5千万円または1億円であるが、傷害・疾病治療費、救援者費用などの補償では差が大きいのである(会費が高いプレミアムカードの補償は手厚い)。

 以上を踏まえると、頻繁に海外旅行する人は、傷害・疾病治療費、救援者費用などの補償が手厚いプレミアムカードを1枚保有するのが1番目の選択肢、そして異なるクレジットカード会社のゴールドカードを2枚以上保有するのが2番目の選択肢なのである。

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JAL CARD JCB プラチナカード(JALカードHPより)

 最後に、ご主人が保有しているJAL CARD JCBプラチナカードの本会員・家族会員(同行するカードを保有しない家族に対しても低廉であるが補償あり)の補償概要は次のとおりなのであるが、やはり、傷害死亡、後遺症障害以外の補償が手厚いのが決め手なのである。

  傷害死亡:1億円 

  傷害後遺障害:最高1億円(保険金額の3%〜100%) 

  傷害治療費用(1事故の限度額):1,000万円 

  疾病治療費用(1疾病の限度額):1,000万円 

  賠償責任(1事故の限度額):1億円 

  携行品損害:1旅行につき100万円限度/年間100万円限度(免責3,000円)注:1点・1対限度額10万円(乗車券などは合計5万円)

  救援者費用(年間限度額):1,000万円