ご主人は、海外旅行を頻繁にするということもあり、JAL CARD JCBプラチナカードを保有しているのである。ご主人がこのカードを選んだ大きな理由は、無料で発行して貰える「プライオリティ・パス」、手厚い海外旅行保険、マイレージサービスなのである。
ところが、この1年以上各国ともコロナ禍を理由に外国人の入国制限・禁止措置を執っているため、ご主人は、2020年1月のバンコク旅行以来出かけられないのである。そんなご主人のところに「プライオリティ・パス」更新の案内が届いたのである。「プライオリティ・パス」とは、世界148カ国、600を超える都市にある1,300カ所以上の空港ラウンジを利用できる会員サービスなのである。空港でのフライトの待ち時間の間、空港内のラウンジで軽食やドリンクを楽しむことができるのである。
日本国内では、成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡国際空港に提携の空港ラウンジがあるが、残念ながら羽田国際空港にはないのである。ゴールドカード以上のクレジットカードを持っている人ならば、国内各空港にあるカードラウンジが使えるので、それほど大きなメリットが無いと思う人がいるかもしれないが、「プライオリティ・パス」が使える日本のラウンジには2種類、カードラウンジとエアラインラウンジがあり、その差は大きいのである。中部国際空港、福岡国際空港、そして成田国際空港第1ターミナルにあるラウンジはエアラインラウンジなので、入管を通過した後の出国エリアにあり利便性が高い上に、ドリンク(アルコール飲料を含む)、軽食などが豊富なのである。それはそのはず、エアラインラウンジはビジネスクラスのお客が利用するラウンジなのである。カードラウンジはソフトドリンク(アルコール飲料は有料)が提供されるくらいなのである。
ということで、「プライオリティ・パス」はビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス以上で旅行する人にはメリットはないが、エコノミークラスで頻繁に旅行する人には便利なカードなのである。
ご主人は、コロナ禍であと1年以上海外旅行は難しいと思うが、取り敢えず無料発行して貰える「プライオリティ・パス」を更新する予定なのである。