3月17日、ホットランド(3196)から、2021年12月期の株主優待券(有効期限9月30日まで)、配当(7円)、HotLand通信、株主総会招集通知が届いたのである。ホットランドの株主優待制度は、次の「株主様ご優待券送付のご案内」のとおり、保有株数に応じた株主優待券なのである。利用できる店舗は、築地銀だこ、銀だこハイボール酒場、銀だこ大衆酒場、銀のあん、クロワッサンたい焼、コールドストーン、天ぷらからり、たこ焼大釜屋、コーヒービーン&ティーリーフ、おでん屋たけしなのである。
2月15日に発表された2021年12月期決算短信によれば、売上高9,678百万円(前期比3.3%増)、営業利益970百万円(同14.4%減)と営業黒字を確保し、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金及び為替予約の時価評価による為替差益等の計上により、経常利益3,603百万円(同199.1%増)、純利益2,079百万円(前期純損失1,138百万円)、1株当たり利益96.55円と大きく利益を伸ばしたのである。配当は普通配当5円、創業25周年記念配当2円の合計7円なのである。
2022年12月期の業績予想は、売上高32,000百万円(前期比7.8%増)、営業利益1,800百万円(同85.6%増)、経常利益1,750百万円(同51004%減)、純利益800百万円(同61.5%減)、配当予想5円と見込まれているのである。
2020年12月期、2021年12月期ともコロナ禍による散々な2年だったのであるが、手をこまねいているわけではなく、HotLand通信のとおりコロナ禍に対応したロードサイド型店舗の強化、デリバリーサービスの強化、もつ焼き・ホルモン・焼肉市場への参入(日本再生酒場、もつやき処い志井の買収)など努力しているのである。ご主人は、2022年12月期、ホットランドがコロナ禍を克服し、本格的に回復することを期待しているのである。
最後に、ホットランドの株主名簿管理人はみずほ信託銀行であるが、すかいらーくホールディングスとは異なり、みずほ信託銀行証券主催「使おう!スマート行使キャンペーン」は無かったというよりは、スマート行使はまだ採用されていないのである。