3月16日、すかいらーくホールディングス(3197)から、2021年12月期の配当(12円)と定時株主総会招集通知が届いたのである。今回の株主総会における特徴的な議題は、定款の改正(株主総会資料の電子提供制度の導入)なのである。2019年12月4日に成立した「会社法の一部を改正する法律」(令和元年法律第70号)による改正内容の大部分は、2021年3月1日から施行されているが、「株主総会資料の電子提供制度の創設」に関する部分の施行について、2022年9月1日と定められ、2023年3月以降に開催される株主総会から、株主総会資料を自社のホームページ等のウェブサイトに掲載し、株主に対して当該ウェブサイトのアドレス等を書面により通知する株主総会資料の電子提供制度が開始されことになったのである。ということで、2022年3月以降開催の株主総会において、各社とも定款の改正(株主総会資料の電子提供制度の導入)を行い、実施に備えるのである。なお、インターネットが使えない人は、別途書面交付請求をすれば、書面で交付を受けることはできるのである。
3月30日の株主総会の議決権の行使について、株主名簿管理人であるみずほ信託銀行主催「使おう!スマート行使キャンペーン」の案内が同封されているのである。案内は、「『スマート行使』をご利用いただき、アンケートにご回答のいただいた株主さまへ抽選でQUOカード500円分を進呈します。」というプレゼント企画なのである。応募者100名につき当選者1名ということで、確率1%と低いのであるが、お得に聡いご主人は、2022年1回目のスマート行使とアンケートに回答したのである。結果は株主総会開催月(3月)の翌々月末頃、つまり5月末頃に結果が判明するのである。
因みに、ご主人と奥様は、2021年スマート行使を合計15回行ったが、すべてハズレだったのである。つまり15回のスマート行使で1回でも当たる確率=1-15回すべてハズレの確率=1-0.99¹⁵=1-0.86=0.14。14%の確率では当たらないのもしかたがないのである。