先週までは、ウクライナ戦争、ロシアに対する経済制裁、原油・資源・食料の高騰と相まって世界的なインフレ懸念などにより下落続けてきた市場であったが、今週は、ＦＲＢの金利引上げ決定、ウクライナとロシア双方から停戦合意を期待させるような発言を受け、3月11日を底に、ＴＯＰＩＸ（前週比+6.10％）、日経平均株価（前週比+6.62％）とも5週間ぶりに上昇したのである。
ご主人のポートフォリオも、前週比+3.99％と5週間ぶりにプラスとなったのであるが、ＴＯＰＩＸ、日経平均株価を下回っているのは、リートの伸びが低かった（当たり前だが）ことによるところが大きいのである。それよりも、高配当のＪＦＥホールディングス（5411）を購入したことにより、年間配当見込額508万円と、ご主人が重視している年間配当目標（500万円）を超えたのである。
今週の主なプラス要因は、トリドールホールディングス（3397）+14.23％、ぴあ（4337）+11.31％、ジャパンインベストメントアドバイザー（7172）+10.50％、トーメンデバイス（2737）+10.26％、ベネフィット・ワン（2412）+8.98％、ロイヤルホールディングス（8179）+7.08％など、蔓延防止措置解除を期待した上昇、前週の下落からの反動が目立つのである。主なマイナス要因は、フジ（8278）-6.73％、Oneリート（3290）-2.01％、ユナイテッドスーパーマーケットホールディングス（3222）-1.93％など6銘柄とひじょうに少なかったのである。
今週のトピックスは、ＫＤＤＩ（9433）が前週の年初来高値更新に続いて今週は上場来最高値更新したほか、ケーヨー（8168）、ＷＤＩ（3068）、立花エレテック（8159）、共立メンテナンス（9616）の４社が連日年初来高値更新したのが明るい話題なのである。ＫＤＤＩ、ＷＤＩ、立花エレテック、共立メンテナンスはいずれも3月末の配当と株主優待を狙った動きなのである。ケーヨー（8168）は2月末権利落ち後なのに3月14日～17日連続してじわじわと年初来高値更新した理由がよく分からないのである。もしかしたら、何か良い情報が漏れているのではないかと、ご主人は疑っているのである。また、年初来下落を続けていたベネフィット･ワンが漸く反発したのも良い兆候なのである。
