3月31日、オペレーティング・リース事業を展開しているジャパンインベストメントアドバイザー(7172)から、2021年12月期の株主優待と配当(16円)が届いたのである。ジャパンインベストメントアドバイザーは、2021年10月28日に株主優待制度を一部改正しており(詳しくは2021年11月2日)、その初めての株主優待なのである。新しい株主優待は、12月末、保有期間と保有株数に応じたオリジナルクオカードと日本証券新聞デジタル版購読券なのである。
継続保有期間1年未満
100株以上 クオカード5百円+日本証券新聞デジタル版3ヶ月購読券
2,000株以上 クオカード1千円+日本証券新聞デジタル版6ヶ月購読券
継続保有期間1年以上
100株以上 クオカード1千円+日本証券新聞デジタル版6ヶ月購読券
2,000株以上 クオカード3千円+日本証券新聞デジタル版12ヶ月購読券
継続保有期間2年以上
100株以上 クオカード3千円+日本証券新聞デジタル版6ヶ月購読券
2,000株以上 クオカード5千円+日本証券新聞デジタル版12ヶ月購読券
継続保有期間3年以上
100株以上 クオカード5千円+日本証券新聞デジタル版6ヶ月購読券
2,000株以上 クオカード1万円+日本証券新聞デジタル版12ヶ月購読券
2月10日に発表された2021年12月期決算短信によれば、売上高141億円(前期比20.3%減)、営業利益37億円(同46.2%減)、経常利益47億円(同22.4%減)、純利益29億円(同23.8%減)、1株当たり利益、97.3円(前期128.13円)、配当32円(前期32円)と、主力のオペレーティング・リースが低調だったため2年続けての大苦戦なのである。2022年12月期業績予想は、売上高145億円(前期比2.8%増)、営業利益46億円(同21.9%増)、経常利益(同26.0%減)、純利益30億円(同2.7%増)、1株当たり利益99.66円(前期97.03円)、配当予想32円(前期32円)と、増収・増益ではあるものの、コロナ禍からの回復にはほど遠いのである。