8月24日、トーメンデバイス(2737)から、「株主優待制度の一部変更(拡充)及び優待品の決定に関するお知らせ」が発表されたのである。発表内容は、2022年9月から実施される、株主優待制度の変更、株主優待品の決定、及び200株以上保有の株主に長期保有株主優待制度の導入なのである。主な変更点は、QUOカードだけでなくQUOカードPayも選択できるようになったこと、おこめ券の一部廃止、健康オイル詰め合わせ、オホーツクFOOD Labギフトセット及び創味食品調味料セットの内容が決定したことなどなのである。変更等の詳細は次のとおりなのである。
また、3年以上の保有の株主には、次のとおり追加の優待品が貰えるのである。
今回の株主優待制度の変更等の理由について、トーメンデバイスは、「株主の皆さまからご要望の多い現行の選択制の優待制度に加え、中長期的に株式を保有していただける株主様の増加を図ることを目的に、200株以上保有の株主様向けに保有期間に応じた株主優待内容の拡充を行うことといたしました。」と説明しているのである。
翌25日のトーメンデバイスの株価は、長期保有株主優待制度が導入されたこともあり、終値は5,480円(+80円、+1.48%)と少し上昇したのである。やはり、大きな影響を受けるのが3年以上100株を保有する株主と推測されることから、このような株主が多くなかったのか、追加100株を購入する人があまり多くなかったのかもしれないのである。