GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

ぴあから2023年3月期定時株主総会招集通知とスマート行使プレゼント企画の案内が届いたのである

 6月5日、ぴあ(4337)から、2023年3月期の定時株主総会招集通知とスマート行使プレゼント企画の案内が届いたのである。2023年3月期決算短信によれば、売上高327億円(前期比26.8%増)、営業利益8億円(前期営業損失8億円)、経常利益6億円(前期経常損失8億円)、純利益14億円(前期純損失11億円)、1株当たり利益92.77円(前期-74.15円)と、3期ぶりに黒字転換したのである。コロナ禍の収束に伴い集客エンタテインメント市場は復調し営業利益が黒字転換し、連結子会社「ぴあネクストスコープ株式会社」の当社保有株式の一部を株式会社朝日新聞社及び日本アジア投資株式会社に譲渡したことに伴い、特別利益6億78百万円を計上したことにより、過去最高の純利益14億円となったのである。しかしながら、依然無配とした点について、ぴあは、「営業損益の黒字転換を達成いたしましたものの、コロナ禍の影響による2期連続の最終損益赤字による累損の解消までには至らず、誠に遺憾ながら当期の配当につきましては無配とさせていただきます。」と説明しているのである。

 2024年3月期業績予想は、売上高330億円(前期比0.7%増)、営業利益12億円(同46.3%増)、経常利益10億円(同66.5%増)、純利益9億円(同36.4%減)、1株当たり利益58.95円が見込まれているが、純利益のみ減益予想なのは株式売却益剥落のためであり、この売却益無しで比較すれば増益予想なのである。なお、配当予想が未定であることについて、ぴあは、「内部留保を着実に積み上げ、配当可能な諸条件が整った段階で改めて公表いたします。」と説明しているのである。

 最後に、ぴあの株主名簿管理人が三井住友信託銀行証券代行部ということで、「スマートフォン用議決権行使ウェッブサイト「スマート行使」での議決権の行使後に、アンケートにご協力頂いた株主様の中から、抽選で応募者100名様につき1名様の割合で、QUOカード500円分を進呈します。」というプレゼント企画の案内なのである。ということで、お得に聡いご主人は早速、スマート行使とアンケートに回答したのである。アンケート内容は、専ら株主の属性とぴあに対する期待、投資方針などである。因みに、2023年はこれで合計18回のスマート行使なのである。18回のスマート行使で1回でも当たる確率=1-(18回すべてハズレの確率)=1-0.99¹⁸=1-0.8345=0.1655、つまり16.55%の確率なのである。

三井住友信託銀行主催スマート行使プレゼント企画の案内