GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

前澤化成工業から2023年3月期の定時株主総会招集通知とスマート行使プレゼント企画の案内が届いたのである

 6月1日、前澤化成工業(7925)から、2023年3月期の定時株主総会招集通知とスマート行使プレゼント企画の案内が届いたのである。株主総会については特筆することはないが、5月15日発表された2023年3月期決算短信によれば、売上高23,495百万円(前期比7.4%増)、営業利益1,946百万円(同45.0%増)、経常利益2,226百万円(同36.7%増)、純利益1,4621百万円(同83.4%増)、1株当たり利益98.643円(前期53.77円)、配当50円(前期50円)、配当性向50.7%(前期93.0%)と増収・増益なのである。その背景としては塩ビ樹脂をはじめとした各種原材料価格の値上げの影響を受けたものの、製品価格への転嫁と生産の合理化などにより製造原価上昇の影響を軽減に努めた結果なのである。2024年3月期通期業績予想は、売上高236億円(前期比0.4%増)、営業利益15億円(同18.8%減)、経常利益18億円(同18.2%減)、純利益12億円(同17.9%減)、1株当たり利益80.95円、配当性向61.8%と、増収・減益予想なのである。減益予想の理由は、原材料費の上昇、物流コスト増加が予想され、残念ながら利益が圧迫される見込みなのである。なお、2024年3月期の配当については、中期経営計画「Look Forward 2023」の通り、純資産配当率2%を目安に、年間50円の配当が見込まれている。

 株主名簿管理人である三井住友信託銀行証券代行部からは、「スマートフォン用議決権行使ウェッブサイト「スマート行使」での議決権行使の後に、アンケートにご協力いただいた株主様の中から、抽選で応募者100名様につき1名様の割合で、QUOカード500円分を進呈します。」というプレゼント企画の案内があるのである。ということで、お得に聡いご主人は早速、スマート行使とアンケートに回答したのである。アンケート内容は、専ら株主の属性と稲畑産業に対する期待、投資方針などである。因みに、2023年はこれで合計17回のスマート行使となり、17回のスマート行使で1回でも当たる確率=1-(17回すべてハズレの確率)=1-0.99¹⁷=1-0.8429=0.1571、つまり15.71%の確率なのである。

三井住友信託銀行主催スマート行使プレゼント企画の案内

 最後に、今年スマート行使の結果は、3月に開催された株主総会で6回行使したが、5月末までにQUOカードが届かなかったのですべてハズレということなのである。因みに、これまでのスマート行使の実施状況は、2021年に15回、2022年に30回、そして今年6回と全てハズレ、つまり51連敗なのである。