5月31日、携帯ショップを全国展開するティーガイア(3738)から、定時株主総会招集通知が届いたのである。今回も定時株主総会のライブ配信が行われるだけでなく、インターネットによる事前質問の受付が行われるのである。そして残念なことであるが、従来議決権を行使すればQUOカードまたはQUOカードPay(500円分)が貰えたが、今回はこれが無くなったのである。ご主人のポートフォリオの中で、議決権を行使した株主全員に大盤振る舞いするのは、コメダホールディングス(電子マネー500円分)とイオン(株主さまご優待パスポート)のみとなってしまったのである。
株主名簿管理人である三井住友信託銀行証券代行部からは、昨年と同様に「スマートフォン用議決権行使ウェッブサイト「スマート行使」での議決権行使の後に、アンケートにご協力いただいた株主様の中から、抽選で応募者100名様につき1名様の割合で、QUOカード500円分を進呈します。」というプレゼント企画の案内もあるのである。ということで、お得に聡いご主人は早速、スマート行使とアンケートに回答したのである。アンケート内容は、専ら株主の属性とティーガイアに対する期待、投資方針などである。因みに、2023年はこれで合計14回のスマート行使なのである。14回のスマート行使で1回でも当たる確率=1-(14回すべてハズレの確率)=1-0.99¹⁴=1-0.8687=0.1313、つまり13.13%の確率なのである。
5月1日発表された2023年3月期決算短信によれば、売上高4,536億円(前期比4.8%減)、営業利益69億円(同33.8%減)、経常利益116億円(同24.3%減)、純利益79億円(同25.0%減)、1株当たり利益142.31円(前期189.74円)、配当75円(前期75円)、配当性向53.0(前期39.5%)%と減収・減益なのである。特に利益面は2年連続大幅な減益の要因としては、通信事業者がオンライン手続きを強化していること、携帯端末の値上げに伴う買い控え、通信事業者の手数料条件改定、カード(QUOカード)退蔵益の減少などが挙げられるのである。2024年3月期通期業績予想は、売上高4,595億円(前期比1.3%増)、営業利益82億円(同17.2%増)、経常利益124億円(同6.5%増)、純利益80億円(同0.8%増)、1株当たり利益143.39円、配当予想75円、配当性向52.3%が見込まれているのである。