GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

義姉の株式投資に助言をするのである その2

 4年前、貯金はあるが投資経験のない義姉から、500万円限定で投資を始めたいということで、ご主人は助言を依頼されたのである。投資の方向性も制限もないということであったが、ご主人の助言は、①バイアンドホールド、②バリュー株(高配当、役に立つ株主優待)投資、③NISAの利用、この3つの方針に基づいて助言をしたのである。

 運用開始から4年、6月30日現在、日本株17銘柄(うち株主優待16銘柄)と日本リート1銘柄に投資し、時価評価額6,285千円(前年比7.90%増)なのである。現在の投資先は、昨年から保有している15銘柄(伊藤園第1種優先株コメダティーガイア日本製紙、日本モーゲージサービス、イオン、フジ、オリックス、三菱HCキャピタル、イオンモールKDDI、日本管財、オートバックスセブンイエローハットタカラレーベン不動産投資法人)に、新規購入3銘柄(西松屋チェーン、NECキャピタルソリューション、愛知電機)、売却済み1銘柄(エスコンジャパンリート投資法人)で、差引き計18銘柄なのである。

 4年間の投資の成果は、6,282千円÷5,000千円=1.2564、つまり4年間で25.64%の増加なのである。これを4年複利で計算すると、1.2564の4乗根になるので=1.0587、つまり、5.87%/年の増加なのである。同期間の日経平均株価は2019年6月末21,275.92円、2023年6月末33,189.04円なので、33,189.04÷21,275.92=1.5599、1.5599の4乗根は1.1176、つまり4年複利で11.76%/年の増加なので、ご主人の助言は日経平均株価に負けてしまったのである。この4年間は、インバウンドブーム、コロナ禍、コロナ禍対策の金融緩和、アメリカのインフレ・金融緩和縮小の余波、ウクライナ戦争、円安、原油高、原材料高、食料高、バリュー株ブーム、そして今年前半は外国人の買い越し(大型株)ブームと、浮沈みが激しい環境が続いており、500万円という制限もあり、ご主人はあまり芳しい結果ではなかったと反省しているのである。なお、2023年上半期は、2022年末比+9.87%、日経平均株価が+27.19%と、まさに大型株優位な半年だったのである。

 今後の投資について、2023年のNISA枠はまだ残しているが使用せず、2024年からの新NISAに向けて投資資金を確保するよう助言しているのである。