イオン(8267)の株主優待は、2月末、8月末、新規株主に、株主本人カード・家族カード各1枚の合計2枚のイオンオーナーズカードが発行されるのである。買物時にイオンオーナーズカードを提示すれば、半期毎に保有株に応じた返金率(100株:3%、500株:4%、1,000株:5%、3,000株:7%)でキャッシュバック(半期の買物金額の上限は100万円)があるのである。このキャッシュバックはイオン、イオンスタイルだけでなく、全国各地のイオングループのスーパーマーケット(マックスバリュ、ザ・ビッグ、KOHYO、マルナカ、ピーコック、アコレ、まいばすけっと、ダイエー、グルメシティ)、イオンリカー、イオンバイクなどでの買物が対象となっているのである。
10月13日、イオンから、10月21日~12月20日までキャッシュバックを受け取ることができる第76回(2023年3月~2023年8月)の株主優待返金引換証が届いたのである。この期間、ご主人と奥様がイオングループで購入した総額は105,324円、100株保有なので返金率3%で、返金額は3,178円なのである。正確に言えば、会計毎に購入額の3%で1円未満は切上げのため、購入額の3%よりは少し多い金額となっているのである。因みに、過去3年分の実績は次のとおり。
第76回 購入額 105,324円 返金額 3,178円
第75回 購入額 72,224円 返金額 2,182円
第74回 購入額 96,297円 返金額 2,906円
第73回 購入額 87,197円 返金額 2,634円
第72回 購入額 113,674円 返金額 3,433円
第71回 購入額 95,245円 返金額 2,874円
ということで、過去6回の平均は94,994円、今回はいつもより購入額が多いのは、恒例のことであるが、3月から8月はバースデーパスポート及びイオンの株主総会の議決権を行使した株主に送付された「特別ご優待券」を利用した買物が多かったためなのである。
因みに過去1年間、返金額は5,360円、配当は3,600円、そしてご主人はイオンの株を1,240円と割安な時に購入しているので、投資利回りは(返金額5,360円+配当3,600円)/124,000円=7.23%と高い数字なのである。
そして、今回は、「iAEONでのオーナーズカードご利用開始のお知らせ」が同封されていたのである。つまり、アプリ版オーナーズカードの紹介なのである。
アプリ版オーナーズカードは、アプリ(iAEON)にオーナーズカードを登録することにより、買物時にオーナーズカードに加えアプリの会員バーコードを提示することにより、キャッシュバックの特典をゲットできるのである。なお、アプリにオーナーズカードを登録するとキャッシュバックはWAON POINTによる受け取りとなるため、事前にWAON POINTカード、WAONカードまたはイオンマークのカードを登録する必要があるのである。アプリ版オーナーズカードは、株主本人が1台のスマホでしか登録できないが、プラスチック製のオーナーズカードを家族に持たせれば、家族3人でオーナーズカードを共有できることになるので、人数の多い家族には朗報かもしれないのである。