GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

FPGから2024年9月期通期業績予想と配当予想の上方修正が発表されたのである

 3月22日、FPG(7148)から、2024年9月期通期業績予想と配当予想の上方修正が発表されたのである。2024年9月期通期業績予想は、売上高727億円⇒782億円(前期比11.0%増)、営業利益190億円⇒208億円(同13.9%増)、経常利益190億円⇒210億円(同11.7%増)、純利益132億円⇒150億円(同20.3%増)、1株当たり利益154.56円⇒175.64円(前期145.97円)と、いずれも上方修正されたのである。通期業績予想の上方修正理由について、FPGは、「第2四半期累計期間の売上高につきまして、主に国内不動産ファンド事業における不動産小口化商品の好調な販売が継続していることを受け、当初計画を大幅に超過する見通しとなりました。利益面につきましても、前回発表予想を超過する見通しとなりました。これは、主にリースファンド事業において、潤沢な期初在庫とCO2削減に関連したトランジションファイナンスに係る大型船舶案件等、船舶・コンテナの海運案件を中心に積極的な案件組成を推進する一方で、投資家の旺盛な需要に応えるべく、当初計画より出資金の販売計画を前倒しにする等、積極的な販売の推進を継続していることに加え、海外不動産ファンド事業においても、2023年10月に組成した米国テキサス州オースティン市の大規模集合住宅案件の販売が好調に推移しているためです。通期予想につきましては、第2四半期累計期間の業績が好調に推移していることを受け、売上・利益ともに上方修正いたします。なお、今後の金利上昇や為替変動をはじめとした不透明な経済情勢を保守的に勘案したことに加え、リースファンド事業において、当初下期に販売を予定していた在庫を上期に前倒し販売を行った関係で、前年同期と同様に、上期偏重の着地となることを見込んでおります」と説明しているのである。

 2024年9月期通期業績予想の上方修正を受け、期末配当予想は38.75円⇒49.25円、通期配当予想は77.50円⇒88円と上方修正されたのである。配当予想の上方修正理由について、FPGは「株主還元につきましては、持続的な成長と企業価値向上のために必要な内部留保を確保しつつ、継続的かつ安定的な配当を実施することを基本方針とし、連結配当性向50%を目安としております。今般、業績予想を上方修正したことに伴い、上記の基本方針を踏まえまして、当期の年間配当予想を1株当たり88円00銭(中間配当38円75銭、期末配当49円25銭)に修正いたしました。」と説明しているのである。

 FPGの株価は、2024年に入り、1月5日、前日比28円高(+1.63%)の1,738円と、2018年1月26日につけた1,729円以来、6年振りに上場来最高値更新したのである。その後も、9日1,777円、10日1,781円と3日連続上場来最高値更新したのである。さらに、1月31日に発表された好調な2024年9月期第1四半期決算短信を受け、2月1日1,879円、20日1,896円、28日1,909円、3月1日1,920円、2日1,929円、18日1,949円、19日1,975円、21日2,016円、22日2,020円と、僅かずつであるが頻繁に上場来最高値更新したのである。そして、3月22日時間外に発表された2024年9月期通期業績予想と配当予想の上方修正の受け、25日の株価は一時185円高(+9.16%)の2,204円と、またまた上場来最高値更新したのである。

FPG 祝! 上場来最高値更新