GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

日本取引所グループから2024年3月期通期業績予想と配当予想の上方修正が発表されたのである

 3月22日12時、日本取引所グループ(8697)から、2024年3月期通期業績予想と配当予想の上方修正が発表されたのである。2024年3月期業績予想は、営業収益1,430億円⇒1,525億円(前期比6.7%増)、営業利益770億円⇒870億円(同12.8%増)、税引前利益770億円⇒870億円(同12.9%増)、純利益540億円⇒610億円(同16.5%増)、1株当たり利益103.803円⇒117.23円(前期88.03円)と、いずれも上方修正されたのである。修正理由は、通期業績予想数値の前提となる通期の1日の平均売買代金・取引高について、昨今の活発な市況動向を踏まえ、上方に見直されたためなのである。やはり、昨年来株式市場が上昇トレンドということで、活発な取引が行われているということなのである。

 また、期末配当予想については、32円⇒60円(普通配当40円、記念配当20円)、年間の配当予想63円⇒91円(前期63円)と上方修正されたのである。増配理由について、日本取引所グループは、「当社は、金融商品取引所グループとしての財務の健全性、清算機関としてのリスクへの備え、当社市場の競争力強化に向けた投資機会等を踏まえた内部留保の重要性に留意しつつ、業績に応じた配当を実施することを基本とし、具体的には、配当性向を 60%程度とすることを目標としております。 上記方針のもと、2024 年3月 31 日を基準日とする期末配当予想について、今回の連結業績予想の修正により親会社の所有者に帰属する当期利益の増額が見込まれることから、普通配当を1株当たり 40 円に修正いたします。 また、当年度の連結業績は、中期経営計画 2024(2022 年度-2024 年度)において定めた経営財務数値(営業収益 1,470 億円、親会社の所有者に帰属する当期利益 530 億円、ROE15%以上)を達成するとともに、連結業績は過去最高となる見込みとなりました。 つきましては、株主の皆様のご支援に対し感謝の意を表するため、1株当たり 20 円の特別配当を実施いたします。」と説明しているのである。

 因みに、12時発表後、日本取引所グループの株価は少々下落、終値は前日比9円安(-0.22%)の4,041円なのである。日本取引所グループの株価は、1年前の2,000円程度から今や4,000円と2倍に値上りし、市場は上方修正を織り込んでいたということなのかもしれないのである。