4月26日 SBIリーシングサービス(5834)から、絶好調の2024年3月期決算短信が発表されたのである。売上高54,146百万円(前期比36.8%増)、営業利益5,310百万円(同31.9%増)、経常利益4,944百万円(同40.0%増)、純利益3,447百万円(同41.1%増)、1株当たり利益443.29円(前期331.32円)、配当100円(前期10円)、配当性向22.6%(前期3.0%)と、大増収・大増益・大増配なのである。好業績の要因は、主力事業であるオペレーティング・リースファンド(JOL、JOLCO)のうち、JOLの販売が前期比42.4%増と好調な結果、収益に計上する受取リース料、リース物件の販売額、リース事業組成に係る手数料・管理料等の増加によるものなのである。
(注)JOL:Japanese Operating Leaseの略、主にリース料収益とリース物件売却によるキャピタルゲインの獲得を目指す実物資産投資、JOLCO:Japanese Operating Lease with Call Optionの略、主に法人税の繰延を目的とした金融商品
2025年3月期通期業績予想は、売上高54,500百万円(前期比0.7%増)、営業利益5,700百万円(同7.3%増)、経常利益5,300百万円(同7.2%増)、純利益3,650百万円(同5.9%増)、1株当たり利益469.35円と、微増収・微増益を予想しており、配当予想は前期と同じ100円(配当性向21.3%)が見込まれているのである。