4月26日、FPG(7148)から、好調な2024年9月期第2四半期決算短信が発表されたのである。売上高50,696百万円(前年同期比56.7%増)、営業利益15,690百万円(同38.5%増)、経常利益15,995百万円(同42.5%増)、純利益11,521百万円(同52.8%増)、1株当たり利益134.91円(前年同期88.30円)と、前期続いて第2四半期連結累計期間としての過去最高売上高及び過去最高益を大幅に更新したのである。しかも、3月22日に、業績予想の上方修正をしたばかりであるが、営業利益は890百万円、経常利益は995百万円、純利益は721百万円、それぞれ予想を上回る好業績振りなのである。そして、今期から中間配当を実施することとなり、配当予想どおり38.75円なのである。この好業績について、FPGは、「リースファンド事業においては、積極的な販売を推進した結果、第2四半期連結累計期間としては過去最高の出資金販売額となりました。国内不動産ファンド事業においても、投資家の旺盛な需要が継続し、不動産商品販売額が第2四半期連結累計期間としては、過去最高額を大幅に更新しました。加えて、海外不動産ファンド事業においても、前年同期に記録した第2四半期連結累計期間としての過去最高の出資金販売額を更新しました。」と説明しているのである。
2024年9月期通期業績予想は、売上高782億円(前期比9.9%増)、営業利益208億円(同13.9%増)、経常利益210億円(同16.7%増)、純利益150億円(同20.3%増)、1株当たり利益175.64円(前期145.97円)、配当予想88円(配当性向50.1%)と変更はないが、進捗率を見ると、売上高64.8%、営業利益75.4%、経常利益76.1%、純利益76.8%といずれも高く、通期業績はさらに上振れそうなのである。