ご主人は保有していないが、義姉が保有している西松屋チェーン(7545)から、10月2日、2025年2月期(2月20日)第2四半期決算短信が発表されたのでフォローするのである。売上高935億1千5百万円(前年同期比5.7%増)、営業利益70億2千4百万円(同4.2%増)、経常利益72億3百万円(同1.0%増)、純利益47億4千9百万円(同0.3%減)、1株当たり利益79.08円(前年同期79.32円)と増収・増益なのであるが、純利益は法人税等の増加により微減益となっているのである。好調な売上げについて、西松屋チェーンは、「衣料部門は4月以降の気温上昇に伴い春物衣料や夏物衣料が好調に推移しました。また、小学校高学年向けの衣料につきまして、引き続き大きく売上を伸ばしております。雑貨部門は紙おむつ、粉ミルクなどの食料品、レイン用品、玩具、哺乳瓶などの調乳育児用品などが好調でありました。」と説明しているのであるが、一方、店舗の増加や新札対応の費用など販管費の増加のため、利益面は伸び悩んでいるのである。
なお、中間配当は15円と直近の配当予想14円から1円増配となっているのである。この増配理由について、西松屋チェーンは、「当社は、株主に対する利益還元を経営の最重要課題の一つとして認識しており、業績や今後の出店計画等を考慮したうえで、安定した配当を行うことを基本方針としております。この方針に基づき、堅調な業績推移を踏まえ、中間配当につきましては、前回予想の1株当たり14円から1円増額の15円とし、期末配当の15円と合わせ、1株当たり年間配当予想を30円に修正いたします。」と説明しているのである。
2025年2月期通期業績予想に変更は無く、売上高1,880億円(前期比6.1%増)、営業利益136億円(同14.0%増)、経常利益140億円(同11.2%増)、純利益93億84百万円(同14.4%増)、1株当たり利益156.31円、配当予想30円(前期29円)と増収・増益が予想されており、配当予想は前期より1円増配の30円(期末15円)が見込まれているのである。