2月14日、ロイヤルHD(8179)から、好調な2023年12月期決算短信が発表されたのである。売上高138,940百万円(前期比33.6%増)、営業利益6,074百万円(前期比177.1%増)、経常利益5,266百万円(前期比144.2%増)、純利益は4,035百万円(前期比46.5%増)、1株当たり利益76.82円(前期52.86円)と、大増収・大増益なのである。好業績の要因は、原材料価格上昇の影響はあるものの、外食事業、コントラクト事業、ホテル事業、食品事業とも好調、ハイウェイロイヤル株式会社の連結子会社化に伴う117億円の増収効果、既存店の増収や収益性の改善などが挙げられるのである。また、通期配当は、直近の配当予想から2円増配の20円(前期10円)、配当性向26.0%(前期18.9%)なのである。増配理由について、ロイヤルHDは「当社グループの業績および経営環境が確実に回復しつつあること、並びに株主還元について早期にコロナ禍前の水準への回復を目指すとの基本方針等を総合的に勘案し、直近の配当予想から普通株式1株につき2円増配し、20円とさせていただきます。」と説明しているのである。
2024年12月期通期業績予想は、売上高1,473億円(前期比6.0%増)、営業利益66億円(同8.7%増)、経常利益57億円(同8.2%増)、純利益43億円(同6.5%増)、1株当たり利益87.38円、配当予想28円、配当性向32.0%が見込まれているのである。