11月に入り、2024年9月期と2025年3月期第2四半期の決算短信が続々公表されたのである。そして、11月14日、三菱HCキャピタルの中間配当が20円と判明し、2024年の配当総額が一応確定したのである(株主総会の決議が必要な企業もあるので最終確定ではない)。ということで、2024年の配当を総括するのである。
ご主人は、退職する2020年以降は年間配当総額500万円(源泉徴収前、以下同じ)を目標としてきており、2019年に501万円と1年早く目標を達成したので、2020年以降の目標達成は楽勝かと思ったら、全く予想外のコロナ禍で、2020年461万円、2021年478万円と、500万円に届かず苦戦したのである。その後、コロナ禍の規制が緩くなってきた2022年は、配当総額は525万円と3年振りに目標達成し、2023年546万円、2024年には639万円と一気93万円増やしたのである。
目標を大幅に超過できた要因は、2023年5月に新型コロナが5類に移行しコロナ禍規制が解除され、外食、共立メンテナンスが復活したこと、2024年はベネフィット・ワン、ローランドディー.ジー.レーサム、ティーガイアと4件立て続けにTOBとなり、その売却代金で、FPG、大和工業、全国保証、ヒューリック、NECキャピタルソリューション、芙蓉総合リース、リコーリース、東京鐵鋼、淀川製鋼所などの高配当株を購入したこと、増配企業が相次いだことが挙げられるのである。これで、年間配当総額600万円以上を確保するベースはできたので、2025年の方針は、新NISAを活用しさらに配当を増やし、その目標は650万円以上とするのである。
配当額トップ10は次のとおり、1位FPGと4位大和工業は、増配と追加投資で前年の7位から1位、9位から4位にそれぞれ順位を上げたのである。8位のレーサムは新規投資で初登場だがTOBによりいきなり上場廃止となり、共立メンテナンスはコロナ禍から復活し10位になったのである。2位ノエビアHD、3位タカラレーベン不動産投資法人、5位ソフトバンク、6位スターアジア不動産投資法人、7位サムティレジデンシャル投資法人、9位日本リート投資法人は、高配当で安定しているが、増配率が低いというか伸び悩んでいる銘柄ばかりなのである。因みに、11位以下は、三菱HCキャピタル、GLP投資法人、KDX不動産投資法人、アクティビアプロパティ投資法人、Oneリート投資法人、スターツプロシード投資法人、NTT都市開発投資法人、オートバックスセブン、投資法人みらい、オリックス、東京鐵鋼・・・
ご主人が2025年に活躍を期待しているのは、連続増配のFPG、三菱HCキャピタル、コロナ禍から復活した位共立メンテナンス、新規投資の東京鐵鋼、淀川製鋼所、ビーロット、追加投資のオリックスなのである。
配当額トップ10(前年順位) (2023年配当額)
1位⑺ FPG 562,750円(255,000円)
2位⑵ ノエビアHD 450,000円(440,000円)
3位⑴ タカラレーベン不動産投資法人 429,760円(468,776円)
4位⑼ 大和工業 310,000円(180,000円)
5位⑷ ソフトバンク 301,000円(301,000円)
6位⑸ スターアジア不動産投資法人 296,400円(292,315円)
7位⑹ サムティレジデンシャル投資法人 281,008円(278,992円)
8位 レーサム 245,000円( 0円)
9位⑻ 日本リート投資法人 221,088円(201,216円)
10位 共立メンテナンス 202,800円( 87,360円)