ご主人の主目標である年間配当500万円の進捗状況は、11月14日、最後に発表された三菱HCキャピタルの中間配当が20円に確定し、2024年の実績が合計で639万円(前月比3万円増、前年同月比93万円増)と目標を達成したのである。前月比増減要因は、増配(オリックス、ノエビアHD、三機工業、)によるものなのである。
ポートフォリオの時価総額は191百万円(前月末比+3.53%)と4ヶ月ぶりに増加に転じ、しかもTPOIX(-0.55%)、日経平均株価(-2.23%)を大きく上回ったのである。組入比率1位共立メンテナンス、2位FPGの上昇が大きく貢献しているほか、Jリートが-0.59%と漸く下げ止まりそうになってきたのである。
組入比率は、200株追加購入したオリックスが6位から4位に上げ、代わりにタカラレーベン不動産投資法人とソフトバンクがそれぞれ順位を下げているのである。また、好決算が評価され大きく上昇した東京鐵鋼が13位、ビーロットが16位にランクインしたのである。
個別のプラス要因は、好調な第3四半期決算短信を受けて2か月連続騰落率1位のビーロット、決算短信が好調だったFPG、三機工業、東京鐵鋼、共立メンテナンス、トーメンデバイスなどのほか、2件のM&Aが評価されたサンマルクHD、12月末の配当と株主優待狙いのバリューHRなどが挙げられるのである。
年初来高値更新は、9月6社、10月10社、11月12社(三機工業、ビーロット、コメダHD、東京鐵鋼、バリューHR、FPG、マックスバリュ東海、KDDI、ヤマダHD、王将フードサービス、クリエイト・レストランツHD、サンマルクHD)と漸増傾向が見られ、上場来最高値更新は、7月12社から8月4社、9月3社、10月2社と減少続きであったが、11月は個別業績が評価された6社(FPG、王将フードサービス、三機工業、バリューHR、KDDI、マックスバリュ東海)と少々復活しているのである。
個別のマイナス要因は、軟調なJリートは-0.59%と下げ止まりを見せているものの、株式の売出しがあったイオン九州、ヒューリック、期待外れの決算や下方修正があった木曽路、ホットランド、トリドールHD、住友精化、ビーウィズ、神戸製鋼所などの下落が目立つのである。
組入比率トップ10(〇数字は前月順位)
1位① 共立メンテナンス 比率 9.02% 騰落率 +12.27%
2位② FPG 比率 7.69% 騰落率 +23.96%
3位③ ノエビアHD 比率 5.15% 騰落率 -4.09%
4位⑥ オリックス 比率 3.87% 騰落率 +2.97%
5位④ タカラレーベン不動産投資法人 比率 3.56% 騰落率 +0.47%
6位⑤ ソフトバンク 比率 3.53% 騰落率 +0.16%
7位⑦ 大和工業 比率 3.23% 騰落率 +5.21%
8位⑧ サムティレジデンシャル投資法人 比率 2.71% 騰落率 -1.28%
9位⑨ 三菱HCキャピタル 比率 2.64% 騰落率 -1.99%
10位⑩ U-NEXT HD 比率 2.61% 騰落率 +1.67%
現金 比率 5.98%
月間騰落率ベスト5
1位 ビーロット +31.48%
2位 FPG +23.96%
3位 三機工業 +20.67%
4位 東京鐵鋼 +17.53%
5位 共立メンテナンス +12.27%
月間騰落率ワースト5
1位 イオン九州 -11.07%
2位 木曽路 -9.56%
3位 ホットランド -9.55%
4位 トリドールHD -7.49%
5位 住友精化 -7.47%