11月7日、モスフードサービス(8153)から、好調な2026年3月期第2四半期決算短信が発表されたのである。売上高507億58百万円(前年同期比6.7%増)、営業利益40億41百万円(同49.1%増)、経常利益42億84百万円(同50.4%増)、純利益28億34百万円(同59.0%増)、1株当たり利益91.86円(前年同期57.76円)、中間配当15円(前期15円)と、増収・大増益なのである。大増益の要因は、主力の国内モスバーガー事業が、売上高414億16百万円(前年同期比9.8%増)、セグメント利益(営業利益)45億56百万円(同31.2%増)と好調だったことが挙げられるのである。特に、消費の二極化に対応するため、前年度に引き続き、レギュラー、プレミアム、超プレミアムの3つの価格帯でグラデーション戦略を推進していることが大きく貢献していると思われるのである。海外事業では不採算店舗の閉鎖、価格の見直し、管理コストの抑制などの収益改善策による利益率の改善が進み、売上高は76億85百万円(前年同期比8.5%減)と減少したものの、セグメント利益(営業利益)は2億47百万円(同165.9%増)と大増益なのである。
2026年3月期通期業績予想に修正はなく、売上高970億円(前期比0.8%増)、営業利益52.5億円(同0.5%増)、経常利益54.5億円(同2.1%減)、純利益29億円(同7.9%減)、1株当たり利益94.00円を予想しており、配当予想は30円を見込んでいるのである。通期業績予想に対する進捗率でみると、売上高52.3%に対し、営業利益77.0%、経常利益78.6%、純利益97.7%と利益面はいずれも高い進捗率から、近い将来上方修正を行うのか、それとも何か特別損失が隠れているのか気になるところなのである。