8月8日、モスフードサービス(8153)から、好調な2026年3月期第1四半期決算短信が発表されたのである。売上高237億87百万円(前年同期比5.7%増)、営業利益17億22百万円(同73.9%増)、経常利益17億76百万円(同53.1%増)、純利益は12億63百万円(同45.8%増)、1株当たり利益40.94円(前年同期28.08円)と、増収・大増益なのである。大増益の要因は、主力の国内モスバーガー事業が、売上高191億7百万円(前年同期比8.0%増)、営業利益20億12百万円(同40.3%増)と好調だったことが挙げられるのである。特に、消費の二極化に対応するため、前年度に引き続き、レギュラー、プレミアム、超プレミアムの3つの価格帯でグラデーション戦略を推進していることが大きく貢献していると思われるのである。ご主人のお気に入りは、超プレミアムに位置づけられる「黒毛和牛の肉盛りバーガー」890円なのである。黒毛和牛のスライスとプレミアムバンズを使用した、ボリュームのある黒毛和牛の肉盛りバーガー、味は少し甘め、すき焼きと焼肉の間のようなつくりなのである。7月16日から発売されているが、数量限定ということで、いつまで販売するのか不明なのが玉に瑕なのである。この他、海外事業では不採算店舗の閉鎖、価格の見直し、管理コストの抑制などの収益改善策による利益率の改善も貢献しているのである。

2026年3月期通期業績予想に修正はなく、売上高970億円(前期比0.8%増)、営業利益52.5億円(同0.5%増)、経常利益54.5億円(同2.1%減)、純利益29億円(同7.9%減)、1株当たり利益94.00円を予想しており、配当予想は30円を見込んでいるのである。通期業績予想に対する進捗率でみると、売上高24.5%に対し、営業利益32.8%、経常利益32.6%、純利益43.6%と利益面はいずれも高い進捗率なのである。近い将来上方修正を行うのか、それとも何か特別損失が隠れているのか気になるところなのである。