2025年も残りあと10日、ということで、2025年を思いつくまま振り返るのである。第3弾はプリウス君のガソリンについてなのである。プリウス君はENEOS公式アプリを利用して給油しており、アプリで値引きクーポンの配布があるだけでなく、利用時はアプリでQRコードを表示させてスキャンすれば給油を開始できる利便性、そして利用履歴が記録されるので振り返るのに便利なのである。
12月20日に今年最後の給油ということで近所のENEOSでガソリンを満タンにしたのである。2025年のガソリン購入量は594.01ℓ(前年593.92ℓ)とほぼ同じ購入量(使用量)であるが、購入金額94,629円(同92,838円)、平均単価159円/ℓ(同156円/ℓ)と単価は約3円上がったのである。今年後半はガソリンの補助金により単価が下がったものの、前半に円安と原油高のため170円前後で推移した影響が大きいのである。因みに、最高値は4月25日の175円、最安値は12月20日の139円なのである。なお、ENEOSカードの支払い時に1リットル当たり2円引きとなるので、実質的には1リットル当たり157円なのである。全国平均価格よりもだいぶ割安なのは、ガソリンスタンド間の競争が激しい結果なのかもしれないのである。
なお、1974年からガソリンに賦課されてきた暫定税率(25.1円/ℓ)という、「暫定」とはあるまじき税金が12月末で廃止となることは歓迎なのであるが、25円程度安くなるため省資源・節約のインセンティブが働きづらくなり、温暖化ガス排出削減に逆行するものである。EVの普及も始まったこともあり、自動車に関する税金と、ガソリン、軽油、灯油などの石油製品に対する税金について、税体系の見直し、適正な課税体系の再構築が必要と思われるのであるが・・・