12月22日、イオン(8267)から、「2026年3月1日 東西新生スーパーマーケットが始動」と題するプレスリリースが発出されたのである。これは、イオン、ユナイテッド・スーパーマーケットHD(3222)、ダイエー、光洋、マックスバリュ関東、及びイオンマーケットの6社が、首都圏と近畿圏のおけるイオングループのスーパーマーケット事業の経営統合に向けた協議を8月4日に開始してから4か月、協議がまとまり2026年3月1日付で、首都圏および近畿圏のスーパーマーケットを再編し、新生「株式会社イオンフードスタイル」と新生「株式会社ダイエー」が始動することになったのである。
首都圏においては、ユナイテッド・スーパーマーケットHD(3222)の子会社であるマックスバリュ関東株式会社は、ダイエーの関東事業の吸収分割契約および、イオンマーケット株式会社の吸収合併契約締結により、2026年3月1日付で「株式会社イオンフードスタイル」に商号を変更して新たにスタートするのである。詳細は不明であるが、現在マックスバリュ、マックスバリュエクスプレス、ダイエー、グルメシティなどのブランドで営業している店舗が、イオンフードスタイルに統一されるのである。
近畿圏においては、株式会社ダイエーと、同社の子会社である株式会社光洋は、ダイエーを存続会社とする光洋の吸収合併契約により、2026年3月1日付で新生ダイエーとしてスタートするのである。
今後の関心事項は、2026年3月以降、イオンフードスタイルで、イオン、マックバリュ東海、フジ、イオン北海道、イオン九州、およびユナイテッド・スーパーマーケットHDの株主優待が、相互に利用できるようになるのか・・・