ソフトバンク(コード9434)のPO(公募・売出)の実施されたのである。ブックビルディングが始まった9月8日以降株価は低下し、9月11日の終値は1,307.5円となり、仮に売出価格が1,250円程度とすると、目論見書では2021年3月期の予想配当が86円であることから、配当利回りは6.88%とかなり高くなると予想されるので、ご主人は1,000株申し込んだのである。
9月14日の夜、抽選結果は700株当選、300株補欠、売出価格は1,204.5円と決定し、予想配当利回りは7.14%と7%とを超えたので、ご主人は躊躇無く全株購入意思表示をしたものの、当選の700株のみ購入できたのである。ご主人は、売出価格がかなり低下し、上場来の最安値1,176円(2018年12月20日)に接近したことから、当選した人はさらなる下落リスクは低いと予測し辞退する人が少なく、補欠当選はなかったと推測しているのである。ご主人は、次の首相がスマホ料金は高いと主張していることから、近い将来料金の引下げも考えられ、配当が多少なりとも引下げられることを十分考慮しても、安定した業績、他社に比べての高配当は、バリュー株として十分価値があると考えているのである。
9月15日、ソフトバンクの株価は反発し、終値は1,278.5円(前日比+36.5円)となり、ご主人の判断は今のところ吉と出ているが、POを評価するのは、少なくともPOの株の引渡し日(9月23日)、中間配当がある9月の権利日(9月28日)が経過してからと考えているのである。