12月6日、ソフトバンク(9434)から、2022年3月期第2四半期の配当43円(前年同期と同額)が届いたのである。昨年は12月25日、しかも昨年最後の配当であったのが、なぜか去年よりも19日も早まったのかよく分からないものの、早いのには別に文句はないのである。
11月4日に発表された2022年3月期第2四半期決算短信によれば、売上高2兆7,242億円(前年同期比12.2%増)、営業利益5,708億円(同3.2%減)、純利益3,072億円(同2.5%減)と、増収・減益なのである。2022年3月期通期業績予想は、5兆5,000億円(前期比5.7%増)、営業利益9,750億円(同0.4%増)、純利益5,000億円(同1.8%増)と、増収・微増益なのである。
ソフトバンクと言えば配当利回りの高さで有名で、2022年3月期配当予想は86円、12月14日の株価終値は1,500.5円なので、配当利回りは5.73%(86円÷1,500.5円)と今でも高いのである。ソフトバンクの2002年3月期の1株当たり予想利益は105.69円、配当性向は80.6%と高いうえ、スマホ料金の引き下げ圧力があり、大きな成長が望めない通信事業は、昨今のグロース人気のなかでは少々不人気なのが背景にあると、ご主人は思っているのである。因みに、ご主人は、配当重視、株主優待重視、長期保有の方針の下、上場後ソフトバンクの株価が低調な時に2,600株を買い集め、1株平均1,312円、配当利回りは6.55%にもなるのである。