11月27日、東証が終了した午後3時過ぎ、ご主人が突然、「えーー!」と大きな声を上げたので、何かと思い近づくと、トランザクション(証券コード7818)から株主優待の変更が公表されたと説明してくれたのである。
これまでの株主優待は、8月末、2月末、保有株数に応じて自社製品が貰えるのであった。因みに2020年8月末は、不織布マスク50枚と除菌シート(10枚入り)2セットなのである。
100株以上 3,000円相当の自社製品を1セット
500株以上 3,000円相当の自社製品を2セット
1,000株以上 3,000円相当の自社製品を3セット
ところが、新しい株主優待は、年2回は変更ないが、500株以上と最低限が引上げられ、しかも従来の500株からみれば1,000円相当減額され5,000円相当の自社製品となったのである。
変更理由については、「このたび、株主様の当社株式の保有状況を踏まえ、株主還元のあり方を総合的に見直し、株主優待制度の一部を変更させていただくことといたしました。」と、抽象的な内容になっているが、ご主人は、100株保有の個人株主が増えたため、その費用が負担となってきたことが本音ではないかと推測しているのである。
ということで、従来,100株保有で、19円の配当と6,000円相当の自社製品を合わせて7,900円相当だったのが、500株で10,000円相当の自社製品なので100株換算で3,900円となり、魅力半減なのである。