交通インフラ、ビルシステム、工場システムなど一括提供するエンジニアリング企業である八洲電機(証券コード3153)から9月末権利の株主優待券(ジェフグルメカード)が届いたのである。なぜエンジニアリング企業の株主優待がジェフグルメカードであるのかというと、同社の株主優待のテーマが「東北復興支援活動への貢献」のため、「全国共通お食事券/東日本復興支援ジェフグルメカード」なのである。ジェフグルメカードの左側には、「東日本復興支援プロジェクト 外食で日本を元気に」と印刷してあるオリジナルカードなのであり、また、金額の1%が東日本復興支援事業に寄付されるそうである。
八洲電機の株主優待は、9月末にジェフグルメカード(500円、有効期限無し)である。2019年7月30日の「株主優待制度の追加拡充に関するお知らせ」のとおり現行の株主優待制度に変更され、株数、保有期間によって貰える枚数が以下のとおりとなったのである。投資効率の点から200株を保有するのが最も効率的なのである。
1年未満 1年以上 3年以上
100株以上 500円分 1,000円分 1,000円分
200株以上 2,000円分 2,500円分 3,000円分
1,000株以上 5,000円分 6,000円分 7,000円分
なお、3年以上の区分について、2019年度は特段の条件は無かったが、2020年8月19日の「株主優待に関するお知らせ」では、2022年9月から実施という注が付されているのである。
10月29日に公表された2021年3月期の第2四半期決算短信によれば、売上高241億円(前年同期比19.4%減)、純利益4百万円(前年同期比94.9%減)と苦戦しているが、通期の予想では、売上高630億円(前年比10.2%減)、純利益16.5億円(前年比18.3%増)と復調が期待されているのである。