6月9日、アルペン(証券コード3028)から2021年6月期末配当予想の修正(増配)に関するお知らせが発表されたのである。2020年8月6日に発表した2021年6月期の配当予想(第2四半期末20円、期末20円)から、期末の配当予想は5円増配して25円となったのである。ご主人の記憶では、2006年の上場以来初の増配なのである。
アルペンは、配当予想修正の理由について、「当社は、株主の皆さまへの安定的かつ継続的な利益還元を行うことを基本方針としつつ、併せて当社グループの財務体質の強化と将来の事業展開に備えた内部留保の充実などを総合的に勘案し、配当を行うこととしております。上記の方針に基づき、2021年6月期の期末配当金につきましては、通期業績および今後の経営環境等を総合的に勘案し、株主の皆さまへの利益還元を促進するため、当期末の1株当たり配当金を5円増配し、25円とすることといたしました。これにより年間配当金は、1株につき45円となります。」と説明しているのである。
5月6日に発表された2021年6月期第3四半期決算短信の好業績から、ご主人が5月8日に「期末の増配も期待しているのである」と記載したとおり実現したのである。
因みに、発表の翌日(6月10日)、株価の終値は増配を好感して、131円高(+4.78%)の2,873円となったのである。