5月12日、バリューHR(6078)から、2022年12月期第1四半期決算短信と第2四半期の増配が発表されたのである。決算短信によれば、売上高1,486百万円(前年同期比12.9%増)、営業利益271百万円(同13.9%増)、経常利益308百万円(同34.1%増)、純利益は204百万円(同62.4%増)と、好業績となったのである。好業績の要因について、バリューHRは、「バリューカフェテリア事業での新規及び既存顧客による健康関連サービス利用の受託業務が増加しました。また、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、主に売上の増加によるもの、一過性の投資有価証券売却益を営業外収益として計上したこと等から、各種利益においても増加となりました。」と説明しているのである。
このような好業績を受けて、第2四半期の配当予想が従来の6.5円から8.5円に2円増配となったのである。増配理由について、バリューHRは、「本業が堅調に推移していることを勘案し、2022年12月期の中間配当予想を1株当たり2円増配し、8円50銭(前回予想6円50銭)に修正させていただきます。」とシンプルに説明しているのである。なお、期末配当予想(8.5円)と通期業績予想の修正はないのである。