6月15日、丸亀製麺などを展開するトリドールホールディングス(証券コード3397)から、2021年3月期の株主優待券と株主総会招集通知が届いたのである。2021年3月期決算は、売上収益1,347億円(前期比13.9%減)、事業損失38億円(前期事業利益88億円)、営業損失73億円(前期営業利益43億円)、税引前損失91億円(前期税引前利益28億円)、当期損失54億円(前期当期利益19億円)と、コロナ禍、散々な結果なのであるが、配当は4.5円と財務体力の良さを見せたのである。
2022年3月期業績予想は、売上収益1,509億円(前期比112.0%増)、営業利益16億円、税引前利益5億円、当期利益2億円、配当予想は6円と、コロナ禍以前には遠く及ばない見通しなのである。トリドールホールディングスはコロナ禍を乗り切るため、「広告宣伝費や水道光熱費をはじめ、本社コストの見直しによる圧縮により、コスト削減を図ります。その上で、丸亀製麺については、「うどん弁当」の販売等によるテイクアウト施策の強化やテイクアウト専用窓口の設置などにより、売上収益の向上を図ります。」と説明しているのである。
トリドールホールディングスの株主優待は、3月末、9月末、保有株数に応じて、グループ会社が運営する店舗で利用できる株主優待券が貰えるのである。株主優待券は有効期限1年1ヵ月と長く、額面は100円単位と実に使いやすいのである。さらに200株以上かつ保有期間1年以上の株主に、3,000円相当が追加で貰えるので、家族で200株ずつ保有するのが最も投資効率がいいのである。しかも、株主優待券での支払いでも、Dポイントが支払額100円に付き1ポイント貯まるのである。
最後に、トリドールホールディングスの株主名簿管理人であるみずほ信託銀行証券代行部から、「スマートフォン用議決権行使ウェッブサイト「スマート行使」をご利用いただき、アンケートにご回答いただいた株主さまへ、抽選で応募者100名様につき1名様の割合で、QUOカード500円分を進呈いたします」、というプレゼント企画の案内があるのである。ということで、お得に聡いご主人は早速、スマート行使とアンケートに回答したのである。これで、5月、6月に開催される株主総会招集通知はすべて届いたので、スマート行使は合計12回、プレゼントが当たる確率=1-すべてハズレの確率=1-0.99¹²=0.1136、つまり11.4%の確率なのである。