ご主人が保有している3月期決算の外食6社の第1四半期を総括すると、6社とも前年同期により増益になっているものの、営業黒字になっているのは王将フードサービス、モスフードサービス、トリドールホールディングスの3社、サンマルクホールディングス、木曽路、WDIの3社は、本格的なレストラン業態、酒を提供する業態を抱えているため、営業赤字のうえ雇用調整助成金、休業協力金等の助成金収入を計上しても、経常損失、純損失が発生しているのである。ご主人は、新型コロナ感染者急増中の現状では、酒を提供する業態、本格的なレストラン業態は、まだまだ苦戦が続くと予想しているのである。最後に、各社の第1四半期決算短信から、その業績を紹介するのである。
王将フードサービス 売上高202億13百万円(前年同期比11.4%増)、営業利益17億6百万円(同309.1%増)、31億51百万円(同430.7%増)、純利益21億44百万円(同546.1%増)
モスフードサービス 売上高186億44百万円(前年同期比16.3%増)、営業利益8億57百万円(前年同期営業損失3億37百万円)、経常利益8億72百万円(前年同期経常損失3億29百万円)、純利益7億60百万円(前年同期純損失4億63百万円)
トリドールホールディングス 売上収益374億20百万円(前年同期比37.1%増)、事業利益(注2)19億64百万円(前年同期事業損失41億93百万円)、営業利益47億69百万円(前年同期営業損失35億50百万円)、税引前利益44億91百万円(前年同期税引前損失39億22百万円)、純利益は29億80百万円(前年同期純損失26億14百万円)
サンマルクホールディングス 売上高104億21百万円(前年同期比94.2%増)、営業利益15億61百万円損失(前年同期26億71百万円損失)、経常利益1億72百万円(前年同期経常損失26億60百万円)、純損失1億54百万円(前年同期純損失36億6百万円)
木曽路 売上高71億69百万円、営業損失17億13百万円、経常損失4億13百万円、純損失3億30百万円(4月から会計基準を変更したため前期比はない)
WDI 売上高3,568百万円(前年同期比3.4%減)、営業損失538百万円(前年同期営業損失693百万円)、経常損失551百万円(前年同期経常損失696百万円)、純損失546百万円(前年同期純損失885百万円)