8月13日、バリューHR(証券コード6078)から、2021年12月期第2四半期決算短信と創立20周年記念増配が発表されたのである。売上高2,624百円(前年同期比18.5%増)、営業利益419百万円(同22.5%増)、経常利益は415百万円(同25.5%増)、純利益219百万円(同3.8%増)と、好調な決算なのである。
また、バリューHRは、2021年7月4日、創立20周年を迎えたのである。そこで、同社は、「株主の皆様の日頃のご支援に感謝の意を表しまして、2021年12月期の期末配当において、1株当たり5円の記念配当を実施させていただくことといたしました。この結果、2021年12月期の1株当たりの期末配当金は、普通配当の11円と合わせて、1株当たり16円(普通配当11円、記念配当5円)となり、中間配当金を含めました年間配当金は1株当たり24円50銭となる予定であります。」と、5円の記念配当を実施する旨発表したのである。2021年12月期通期の業績予想は、売上高5,440百万円(前期比21.1%増)、営業利益940百万円(同31.9%)、経常利益900百万円(同21.1%)、547百万円(同19.1%増)と順調な業績が予想され、1株当たり利益46.02円なので、記念配当を含めても配当性向は53.2%と無理のない数字なのである。
因みに、バリューHRは、月刊ダイヤモンド・ザイ2020年9月号で、コラム「未来の10年増配株を探せ」において、連続増配年数8年(2019年までの実績プラス2020年予想)と紹介されているように、有望銘柄なのである。2012年は配当無しで、2013年からの配当(株式分割調整後)は、3.13円、3.75円、7.50円、8.88円、10.01円、12.00円、16.50円、17.50円、そして2020年19.50円と、8年連続の増配実績、そして2021年24.5円の予想と合わせて9年連続を達成する見込みなのである。
最後に、8月21日に届いた中間配当金関係書類に同封された「株主優待のご案内」で、バリューHRの株主優待を紹介するのである。